質よりも量で勝つ

みなさんこんにちは、ミニマリストのKAZです。
365日リュックひとつで世界中を旅しながら、日々身軽な暮らしを探求しています。

さて今回は、「質よりも量で勝つ」というテーマでお話していきたいと思います。

なんだかミニマリストらしからぬ発言に思えますね、一体これはどういうことなのでしょうか？
普段から「少数精鋭！」とか「お金が浮いた分質のいいものが買える」とか「ストックしない方がいい」と謳っているのに、今回に関してはその真逆です。きっとKAZはどうかしてしまったんだろう…そう思われるかもしれません。

はい、たしかに「消費」に関してはその通りです。量よりも質を重視すればより身軽になれるし、幸福度も高くなります。
しかし、「生産」することに関しては「質よりも量」を重視した方がいいと思っています。「生産」と聞くと企業のイメージが強く、あまり関係ないことのように思えるかもしれませんが、とても身近なことです。ブログを書いたり、YouTubeを撮ったり、講演したり、絵を書いたり…などなど…。とにかく「何かを生み出すこと」。これに関しては質よりも量を優先したほうが良い、ということです。

こんなことを言うと「質を重視しないなんてありえない！お前は中途半端なものを世に出すつもりなのか！生産者たるものお客様第一！完璧を追求してこその生産者だ！質より量なんていうやつは大量消費社会の奴隷だ！」という人がいます（妄想です）。

たしかに受け取る側の気持ちを考えることは基本中の基本ですし、質の悪いものを出せば非難されるのは当然です。ですが何も「質の悪い物を出せばいい」とはいっていません。質を追求するのは良いけど、何よりたくさん作らないと話にならない、と言っているのです。