損を取り返そうとしてはいけない

みなさんこんにちは、ミニマリストのKAZです。
普段から365日リュック生活というミニマムライフを送りながら、身軽な暮らしの魅力を発信しています。

さて、今回は「損を取り返そうとしてはいけない」というテーマでお話ししていきたいと思います。
日々暮らしていると、ちょくちょく「あ〜損したな〜…」と思うことありませんか?
たとえばいつものスーパーで色々買った後、隣のスーパーに立ち寄ったら同じ商品が低価格で売っていた時。
あるいはマクドナルドに行ってポテトを購入したけど、家に帰ったら割引クーポン券があったと気づいた時。
または新しい洋服を買った翌日に「新春大特価セール!」が始まるのを目撃した時…。

どれもよくあるし切ない気持ちになっちゃいますよね…。分かります分かります。あとちょっとの差だったのに…運が悪いなぁ…しょんぼり。分かります。

ですが!「よし!この損した分取り返してやろう!」とは思わないでください!決して!

「え?損したら取り返さないと!損したままじゃマイナスじゃないか!マイナスになったまま涙を流せというのか君は!」

はいそうです。損したから取り返したいという気持ちは痛いほど分かります。ですが取り返そうとしてはいけないのです。なぜなら「損を取り返そうとするのが一番損」な結果を生むからです。
一番分かりやすいのがギャンブル。最初は「1000円だけだから…」と軽い気持ちで始めたものの、あっという間にすっからかん、そこでやめれば良いものを「絶対損した分取り返す!」と躍起になり、更なる損失を生んでしまう。

「いやいや、私はギャンブルしないから…」という人でも、たとえばゲームセンター。UFOキャッチャーで欲しい景品を見かけ、最初は100円だけと軽い気持ちで始めたつもりがいつの間にか1000円、2000円…「こんなにお金をかけたんだから何としても商品を手に入れなければ…!!」そして気づけば10000万円をも払い、手元には何も残らなかった。

「そんな子どもじみたゲームにお金をかけているからダメなんだ。ちゃんと手堅く投資で…」という人も要注意。投資こそ、「損を取り戻そう」という罠がたくさん潜んでいます。投資は長期で保有すれば手堅く利益を得ることが出来ますが、短期での投資「FX」や「個別株」はその罠がいっぱい。最初は順調に利益を出していたのに気づけばガクンとマイナスに。そのお大きな損失を取り返そうと躍起になって何百万と追加投資をして、全て画面上に溶けてしまった…。怖い話ですが、僕の周りにもそういう人がたくさんいました。

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