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宮古島の問題児

みなさんこんにちは、ミニマリストのKAZです。
普段からリュックひとつで世界中を旅したり、身軽な暮らしの魅力を発信したりしています。

さて今回は「宮古島の問題児」というテーマでお話していきたいと思います。

僕はある時リゾートバイトで全国を転々としていた時期がありました。
上は北海道下は宮古島。どこも魅力的でとても記憶に残っています。なかでも特に印象的だったのは宮古島です。
コロナが流行り出した2020年の3月頃、本来であれば観光客でごった返すような人気の観光スポットで、綺麗な浜辺も人で埋め尽くされるのがあたり前の時期にも関わらず、コロナのせいかおかげか誰もいない砂浜を独占することができました笑(本当に誰もいなかった…)

仕事は葉タバコの収穫作業。これまで経験したことがない業種で、もちろん大変でしたが、本当にやってよかったと思える仕事のひとつです。農家のママや社長、一緒に働いた数人の仲間たちとの思い出は今でも忘れられないくらい強烈で、本当に価値のあるものでした。彼らとは今でも連絡を取り合っている仲です。

そんな中、同じ職場にひとりの問題児がいました。
その人の名前はKさん。年齢は30歳くらいでいつもコテコテの大阪弁を話すなかなか癖のある人でした。彼は葉タバコの収穫の人出が足りず、急遽募集をして雇われたひとりでした。(当時、コロナで職を失った人たちが農家に多く流れ込んでいました。)

しかし結論から言うと、彼はすぐにクビになりました。(えっ⁉︎ですよね笑)なぜクビになったのかはこのあとすぐ分かります。

彼はどんな会話にもゴテゴテの関西弁で「〇〇じゃあないですかぁ〜!!」と突っ込んで(いたのか?)笑いを取りに行こうとしてくるタイプの人でした。明らかに周りの空気は凍りついていたのですが、Kさんは気づいていない様子。

みんな初っ端から若干ドン引きしていて、僕もなるべく近づかないでおこうと距離を置いていました笑。

それだけなら「そういう人もいるよね」で終わるのですが、Kさんはなかなか人が悪かった…(^_^;)

彼は僕がいないところで僕の悪口をめちゃめちゃに言いまくっていたそうです。社長やママさんや他の派遣仲間全員(3人くらいでしたが)にです。

なぜ僕が対象になったのかというと、おっちょこちょいな性格でよくみんなからいじられていたからです笑
みんなからのいじりはとても愛があって、全くいやらしさがなかったのですが、Kさんはそれを悪用したわけです。

「あいつは本当にダメだよね!」
「あいつ雇う価値ないっすよ!」
「クビにした方がいいんじゃないっすか?」

と、言っていたそうです笑
怖いですねー。これを僕より一回り離れた人が言ってるんだから恐ろしい限りです。

ですが僕は直接聞いたわけではありません。ではなぜそれを知ったのかというと、ママさんが教えてくれました。農場に行く際、いつも軽トラの助手席に乗せてもらっていたのですが、その時にこう言われました。

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