過労死に憧れていた自分

みなさんこんにちは、ミニマリストのKAZです。
365日リュック一つで世界中を旅しながら、日々身軽な暮らしを探求しています。

さて今回は「過労死に憧れていた自分」というテーマでお話していきたいと思います。

みなさんは憧れている「生き方」などはあるでしょうか?昨今色んな生き方が取り上げられて、とても多様性に溢れた世の中になってきましたよね。

僕も今でこそ「もっと身軽に」とか「ゆとりのある生活を」などと身軽な暮らしの魅力を日々発信しているのですが、お恥ずかしい話…僕はつい数年前まで「過労死」というものに憧れていました。

その理由は「過労するほど忙しい人生ってカッコいい!」そんな風に考えていたからです。

僕が中学の頃、「バクマン」という(一流の漫画家を目指す物語)漫画にハマり、漫画家を目指し始めました。その中で漫画を描きすぎて過労死をしてしまうキャラクターが登場するのですが、僕はそのエピソード(フィクションですが)を見た時、「なんてかっこいい生き方なんだ!」と憧れを抱いてしまいました。

もちろん死にたいわけではないけれど、過労死してしまうくらい忙しくはありたい。そう思いながら中学や高校では睡魔と戦いながら漫画を描き続けました。大学に進学してからも「多忙な人生」への憧れは消えることはなく、とにかく時間があれば何かしら予定を組み込み、毎日無駄にハードスケジュール。バイトも深夜に入れていたので、朝〜昼は授業、夕方は部活、夜はバイトという変態的なスケジュールとなっていたのです。

もちろん体はヘトヘトでしたが、僕はへっちゃらでした。なぜなら「過労死する人生」をまっすぐ進んでいる!と思っていたからです。今思うとアホですねー笑。

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