僕は革靴一足しか持たない。

みなさんこんにちは、ミニマリストのKAZです。
普段からリュックひとつで世界中を旅したり、身軽な暮らしの魅力を発信したりしています。

さて今回は「僕は革靴一足しか持たない」というテーマでお話していきたいと思います。

みなさんは今、靴を何足持っていますか？
「えー？そういえば何足かなー？」とすぐに答えられない方もいるかと思います。靴って意外と増えやすくて、当たり前にある物だからその数を把握していなかったりしますからね。

僕もミニマリストになる前、大学生の頃とかは色々と靴を買い揃えていました。サンダル2足、スニーカー2足、おしゃれ靴2足、革靴2足、長靴…と言った具合に。一人暮らしの割に結構ありましたね笑。

それが普通だと思っていたし、「これくらいの量が平均です」みたいなことも誰も教えてくれませんでしたから、自分が欲しいと思った分だけ買う、靴箱に入る分だけ買う。きっとそんな人も少なくはずです。

しかしミニマリストになった今、僕は「黒の革靴一足」しか持っていません。そしてそれがとても快適なのです。服と同様、履く靴が一足だけだと「何を履こうかな？」と迷うことも皆無、一足しかないためメンテナンスも最低限で済み、コストも激減します。靴が一足になってから僕の暮らしは明らかに豊かになりました。

しかし靴が一足、しかも革靴一足だけと言うと「えー！不便そう！」「そんなにミニマリスト追求しなくても…！」という声が聞こえてきたりします。ですが僕は決して無理をしているわけではありません。先程言ったように「その方が快適だから」やっているのです。

おそらく多くの方が心配されるのは
「雨が降った時は…」とか「冠婚葬祭の時は…」とか「海に行った時は…」とか「運動するときは…」などなど。あらゆるシチュエーションごとに靴を変えなくてはいけない、そう思っているからだと思います。
確かにPTOを意識することは大事ですし、僕もそう考えていたからこそ沢山靴を持っていました。

しかし実際に履いている回数で考えてみてください。その靴、一体いつ履きましたか？これまでに何回履きましたか？

僕はミニマリストになる前から、自分の靴に対して少し違和感を感じていました。

その違和感とは、「結局履いている靴はいつも同じ」ということです。どれだけ靴が並んでいても、なんだかんだでいつもの履きやすい靴を履いてしまう。それならば他の靴の意味ってあるのかな？そんな風に疑問を感じていました。

しかし他の靴だってタダではありません。高いお金を出して買ったり、両親からの貰い物だったりしますから、何とか履こうと試みます。ですが履き心地が良くなくて、結局いつもの靴に戻ってきてしまう…。
そしてサンダルなどを目にすると「そろそろ履かなきゃなー…」と、行きたくもない海に行くプランを考えていたりします。そしてふと我に返って「サンダルのために海に行くって本末転倒やん！」と思ったり(^◇^;)

僕は靴がたくさん並んでいることにストレスを感じるようになりました。なぜなら靴は持ち運ぶにしても嵩張るし、重たいし、とにかく邪魔になるからです。遠くへ行くためのツールのはずが、旅を邪魔するお荷物になっている…その事実に気がついた時、僕は靴を手放すようになったのです。