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ミニマリスト、家を買う①:「賃貸派」だったわたしが一戸建てを買うまで

「ミニマリスト、家を買う」とは?
賃貸派ミニマリストが、数十冊の本と10社以上の不動産業者との関わりで学んだ「家選びのすべて」。
失敗しないための知識を、全6回で解説します。

中古の一戸建てを買って半年。
「家を買ったのは大正解だった」と、自信を持っていえます。

わたしは、もともと賃貸派。

なのに、なぜ家を買うことになったのか。
どのように学び、行動して、失敗しない家選びをしたのか。

数十冊の本を読み、マンガ『正直不動産』で学び、10社以上の不動産業者と関わって得た知識を、あますところなくお伝えします。

1回目の今回は、一戸建てに住もうと思ったきっかけや、どのように物件を探したかを紹介します。


一戸建てに住もうと思ったきっかけ

一言でいうと、「子どもにのびのび育ってほしかった」から

わたしたち夫婦は、ずっとアパート・マンション暮らし。
何の不満もありませんでした。

気持ちが変わったきっかけは、子どもの誕生。

子どもがいる方は共感してくださると思いますが、子どもが生まれると、すべてが変わります。
生まれた瞬間に、人生の優先順位の1位が、子どもになるのです。

子どもって、超パワフル。
全力で泣き、走り、暴れます。

大切な子どもには、のびのび育ってほしい。
でも、アパートやマンションだと、「周りの人の迷惑になるから静かに!」と言わなきゃいけない。

それを解消するために、一戸建てへの引越しを決めました。

(他にも、「妻が一戸建てに住みたがっていた」という理由もあります。妻の希望も超大事!)


ゆずれない条件

はじめに、わたしたち一家にとって、「ゆずれない条件は何か?」を考えました。

家族会議をひらき、みんなで意見を出し合います。
もちろん、子どもにも参加してもらいました。
(あまり理解していなかったかもしれないけど。かわいい。)

▶︎条件1:行きたい小学校に近いエリア

妻と子どもの希望は、「保育園の友だちと同じ小学校に行きたい」。

ふたりの希望は、最優先です。
当初から予定していた、A小学校(仮称)に通えるエリアで探すことにしました。

ちなみに、家を買うとき、いちばん重要なのは、場所選びです。

※「失敗しない場所選び」については、別の記事で詳しくまとめます。

▶︎条件2:一戸建て

マンションではなく、一戸建て。
先ほど書いたとおり、子どもにのびのび暮らしてほしかったからです。

▶︎条件3:賃貸・持ち家はこだわらない

「賃貸でも持ち家でも、どっちでもいい」と思うことにしました。

賃貸か持ち家か、最初に決める方が多いと思います。
わたしも、「賃貸一択!」という価値観でした。

しかし、わたしの住むエリアは、物件の数が多くありません。
一戸建てに絞ると、なおさらです。

本当に住みたい家に住むために、賃貸・持ち家のこだわりは一旦捨てることにしました。
(10年以上は同じエリアに住む可能性が高かった、という理由もあります)

いまとなっては、「この考え方、実は本質的かも」と、勝手に自画自賛しています。


どのように物件を探したか?

条件が決まったので、物件を探します。
気に入った物件を、「もれなく」「タイムリーに」見つけるために、2つのことをやりました。

▶︎1.ネットで探す

SUUMOなどの大手サイトだけでは、足りません。

一部の不動産業者は、SUUMOなどに物件の情報を載せていません。
理由は、SUUMOへ掲載手数料を払いたくないからです。

すぐに売れそうな「当たり物件」ほど、SUUMOに載らないことが多いです。
だって、そういう物件は、SUUMOに載せなくても、売れますから。

まずは、狙っているエリアの不動産業者を、たくさんピックアップしましょう。
最低でも、10社はあるはずです。

そして、ピックアップしたサイトのチェックを、毎日3回(朝、昼、晩)やりましょう。
(わたしは結局、マイナーなサイトだけに掲載されていた物件を買いました。)

▶︎2.現地を歩く

百聞は一見にしかず。現地を見ると、必ず発見があります。

仕事前や仕事終わり、休日など、時間ができるたびに、周辺エリアを歩きましょう。
わたしは近場だったので、100回以上は歩いたと思います。
(遠方の場合でも、機会をつくって何回も現地を歩き回ることをおすすめします)

まず、狙っているエリアの中でも優劣があることが、わかります。
こればかりは、自分で見ないとわかりません。
同じ場所であっても、感じることは人それぞれですから。(「傾斜がきつい」「静かすぎて夜怖そう」など)

また、そのエリアに強い不動産業者を知ることができるかもしれません。
歩いていると、不動産業者の看板や事務所を目にすることがあります。
見かけたら、調べてみるといいでしょう。
(わたしもこの方法で、いくつかの不動産業者を新たに知ることができました。)

まとめ

今回は、一戸建てに住もうと思ったきっかけや、物件の探し方を紹介しました。
あなたの家選びの参考になれば嬉しいです。

次回からは、よりあなたの役に立つ知識を紹介していきます。

次回:ミニマリスト、家を買う②「家を買うときに絶対に守るべき3つの鉄則」


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もやし|物欲強い系ミニマリスト
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