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"死"産になるモノは買わない!物欲強い系ミニマリストの基本原則

「絶対買え!」「これをやれ!」

SNSやYouTubeを開くたびに、こんな情報が次々と目に飛び込んできますよね。

新商品や流行アイテムの広告、インフルエンサーのおすすめ…
「自分もこれをやらなきゃ」「あれを買わなきゃ」と思わされていませんか?

私もかつてはそうでした。

物欲が強い私は、欲しいモノを買いまくった結果、お金がいくらあっても足りない日々。(Amazonの年間購入数は、毎年300個以上!)

でも気づいたんです。
自分にとって本当に必要なものを見極められなければ、どれだけモノがあっても満たされないことに。

だから私は、優先順位を決めることにしました。
これが、物欲強い系ミニマリストとして生きる上での基本原則です。

この考え方が、少しでもあなたの役に立てば嬉しいです。

物欲強い系ミニマリストの3つの基本原則

1. 「やらないこと」「買わないもの」を先に決める

情報過多の現代では、自分でルールを決めないと、他者の意見に振り回されて、気づけば何も得られないまま時間だけが過ぎてしまいます。

「もっと自由に生きたい」「心地よい生活を送りたい」と思っている方にとって、「やらないこと」「買わないもの」を先に決めることは、大きな力になります。

世の中の大半のものはノイズである。本当に重要なものはほとんどない。

『エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン著

私の「やらないこと」「買わないもの」は以下のとおり。
(後日、別の記事で詳しく書きます)
追記:記事にまとめました

▶︎やってみよう
「やらないこと」「買わないもの」をひとつだけ、いまこの瞬間に決める

2. 買いたい理由が値段なら買うな、買わない理由が値段なら買え

あなたが長年気に入って使っているものはありますか?
それは、安かったから買ったものですか?

Noと答える方がほとんどだと思います。
私も、高かったけど無理をして買ったものほど、長く愛用しているものが多いです。
(若かりし頃"清水買い"したRIMOWAのスーツケースは、10年以上たった今でも最高の相棒です!)

最高で、それ以外考えられないようなモノだけを買いましょう!

逆に、それ以外のものは、「本当に必要か?」と100万回自問自答するべきです。

安さを理由に不要なものを買ってしまうと、脳みその一部をその不用品に支配されてしまいますよ。
そんなの資産ではなく"死"産ですよね。

"死"産になるもの買うべからず

もやし

▶︎やってみよう
セールで買ったけど使っていないモノを、ひとつだけ捨てる

3. モノより思い出

「いやいや、モノにお金を使った方がいいでしょ。家具家電、ブランド品だって生活を豊かにしてくれるし、所有する喜びがある。いざとなったら売れるし。」

そのとおりだと思います。
モノには実用性や所有する満足感がありますし、それが快適な生活の基盤になることもあります。
私は「物欲強い系ミニマリスト」なので、物質的なモノの魅力を人一倍感じているつもりです。

でも、本当にそれが長期的な幸福につながるのでしょうか?

答えはNoです。

物質的なもの(美しい家から高級万年筆まで)は、経験を買うこと(旅行、コンサート、特別な食事など)ほど幸福をもたらさないことがわかりました。

『「幸せをお金で買う」5つの授業』エリザベス・ダン、マイケル・ノートン著

この本に記載されている研究結果をまとめると、

  • モノを買った喜びは、時間が経つとなくなる

  • 経験や思い出を買った喜びは、時間が経っても持続する

となります。
文字どおり、「モノより思い出」なのです。

また、モノが持つだけで負担になることも忘れてはいけません。

服なら保管場所、腕時計ならオーバーホール、カメラなら防湿や防塵。
どんなものでも、買った後に時間やお金がかかります。

(私はクルマが大好きなので、膨大なコストを覚悟で2台持ちしています。)

あなたにとって、「これはないと絶対にダメ!」というモノは何ですか?
それ以外のモノは、もしかすると手放した方がいいモノかもしれませんよ。

▶︎やってみよう
幸せだった思い出に浸りながら部屋を歩き回り、ほこりを被っているモノを見つけたら捨てる

おわりに

各項目の「やってみよう」を、ぜひ今すぐにやってみてください。

その後、自分なりの基本原則を考えてみてください。

あなたが今より少しでも自由で心地よい暮らしに近づけることを願っています!

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