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【捨てない片付け】 断捨離不要!物が多くても部屋が整うテクニック3選
みなさんこんにちは!
「ミニマリストのその先」という名前で活動しているnaoと申します。
【はじめに】
こちらの記事はYouTubeで投稿している動画の台本を、無料で公開しております。
YouTubeでは分かりやすく編集の上、全編公開済みです。
それではご覧ください!
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はい皆さんこんにちは!
ミニマリストのその先チャンネルのnaoです。
今回の動画では、『捨てない片付け』と称して『物が多くても部屋が整う方法』についてお話していきます。
僕は普段ミニマリストとして皆さんに「物を減らして綺麗な部屋を実現させましょう」という内容で発信していますが、それは物を減らせば片付けや整理整頓の難易度が下がり、誰でも簡単に綺麗な部屋を目指す事ができるからです。
とはいえ、皆んながみんな物を減らしたり捨てたりする事ができる訳ではないという事も理解しています。
ですので今回は物が多くても部屋が整う方法について知って頂き、捨てれなくても「諦めなくて大丈夫!」という事をお伝えする為の動画になります。
と言っても今回の動画は、インテリアの基本的な知識が色々詰まった動画になるので、物が多い人は勿論のこと、少ない人でも様々な気づきを得られる内容になっておりますので、是非最後まで、見て頂ければと思います。
それではご覧ください!
それでは早速まず1つ目の物が多くても部屋が整う方法は、『視線誘導を意識する』になります。
人間の目は、部屋に入った時自然と特定の方向やポイントに引き寄せられる様になっています。
つまり、この視線をいかに上手くコントロールするかが、物が多くても整って見える部屋の『鍵』になると言う訳です。
それでは具体的にどの様な事を意識すれば良いのかというと、それは「フォーカルポイント」を意識する、と言う事になります。
フォーカルポイントを簡単に説明すると、「その空間の中で最も視線が集まりやすい場所」や「自然と目が惹かれる場所」の事を指します。
それではここからは分かりやすく実際に間取り図を使って、お部屋の何処に視点が集中しやすいのかを解説していきます。
まずはドアを開けた時の正面のスペース、この辺は確実にお部屋に入った時に目に入るスペースですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1729913000-kzDilMuZW1BVxhtFY4de6vcJ.png?width=1200)
そしてリビングの中で最も長く過ごすであろうソファから見たテレビ周りのこの辺りは、視界に入る時間がかなり長くなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1729913045-nmcGUv6gFwZDdQ84CSYkXAI1.png?width=1200)
その他でいうとダイニングテーブルに座った時に見えるこの辺とこの辺も、ご飯を食べている時に目に入る場所になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1729913073-VlCXH5MfPF24JsaBRxhpN9A8.png?width=1200)
こんな感じで、お部屋の中で目に入る場所って、ドアや椅子の場所によってある程度決まっています。
つまり、ここさえ抑えておけば多少、他がゴチャついてもある程度、整って見えちゃう、と言う訳です。
そして今言ったポイントを抑えておくだけでも十分効果はあるのですが、さらにこれと組み合わせてより効果的な方法があります。
それは意図的にフォーカルポイントを作るということです。
先程までは視線が集まりやすい所を綺麗にする、という事についてお話しましたが、今度は逆に意図的に視点を集める場所を作る事で、より見せたくない物に意識を向かせない様にする、と言う方法になります。
具体的にどの様にすれば良いのかというと、例えばこの部屋でいうと、お部屋の隅にキャビネットが置いておりますが、このキャビネットの上にアートを飾ったり周りにドライフラワーを置いたら、部屋に入った時に多くの方がそこに目がいくと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1729913235-plQ6Fe25dY7OwkGXsj3WDHmA.png?width=1200)
これがフォーカルポイントを意図的に作る、という事になります。
つまりこれらを踏まえて言える事は、視線が集まる所には生活感の出る物を置かない様にして頂き、逆に視線を集めたい所には特徴的な物を置く事で、間接的に見せたくない場所に目を向けづらくする、という事が物が多くても部屋を整って見せる為の「コツ」であると言う訳です。
是非、物が多くて困ってるという方は視点誘導をうまく利用して、メリハリのある部屋づくりを心がけて頂ければと思います。
それでは続いて2つ目の物が多くても部屋が整う方法は、『高低差を意識する』と言う事です。
突然ですが皆さんは、お部屋の家具や家電の背の高さを意識してレイアウトを考える事ができていますでしょうか?
結構これ、出来ていない方も多いんじゃないかと思います。
ただ、やり方はすごく簡単で、ポイントはたった2つだけです。
1つは部屋の手前から奥にかけて背の低い家具を置く、という事になりまして、これは手前を大きく奥を小さい物で固める事で、目の錯覚を利用して部屋を広く見せる為の効果があります。
そして2つ目は高さが同じくらいの家具は出来るだけまとめて配置する、という事です。
これをすると高低差という視覚的ノイズを減らす事ができ、部屋全体に統一感を持たせる事ができます。
たった、これだけの2つのポイントを意識するだけで、かなりお部屋の印象はガラッと変わります。
そしてこれらを踏まえた上で、お部屋により、まとまりを出す為のテクニックも合わせてお伝えしておきます。
それは家具の上に植物や装飾などを置いて高さを調節する、という方法になります。
これを無意識にやられてる方もいるかと思いますが、実はこれ部屋の統一感を出すためにめちゃくちゃ大事な方法なので、こちらも分かりやすく実際のお部屋の画像を使って説明していきます。
この部屋には、テレビ、チェスト、シェルフなどが置いてありますが、何も考えずにレイアウトを組んでしまうと、シェルフの背が高すぎてこれだけ部屋の中で浮いてしまいます。
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そこで本来背の低いテレビは少し背が高めのテレビボードを使う事で、全体的な視線を上にあげる事ができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729913432-4yhvkVLzTj85cWt0uqJpbeYG.png?width=1200)
そしてお隣のチェストは上にアートや雑貨などを置く事で、テレビのラインとシェルフのラインそれぞれをカバーする事ができています。
![](https://assets.st-note.com/img/1729913449-1MANZS2pEJbKCakeG4xuznm5.png?width=1200)
さらに窓際にある観葉植物をシェルフと同じくらいの高さにする事で、観葉植物自体の素材や色味は違うけど変に悪目立ちせずに一体感を保つ事ができています。
![](https://assets.st-note.com/img/1729913478-1zcS4kV0uoKGOeXEJDydR5Ip.png?width=1200)
こんな感じでどんな家具家電でも組み合わせによって高さを揃える事ができ、高さを揃える事で一つのまとまりとして統一感を出す事ができるので、背の高い家具を複数持っている方は、是非うまく組み合わせてお部屋の印象をコントロールして頂ければと思います。
それでは最後、3つ目の物が多くても部屋が整う方法は、『色や素材を絞る』と言う事です。
インテリアにおいて色味を揃えたり色味を絞って使う事も非常に重要になります。
フォッションに詳しい方はご存知かと思いますが、『服は基本3色程度で抑えるとまとまって見える』というのを聞いた事があると思います。
これはお部屋にも全く同じ事が言えまして、ゴチャゴチャといろんな色を使うより、ある程度絞って統一感を出した方が上手くまとまりやすくなります。
もう少し色について詳しくお話しすると、お部屋のカラーコーディネートには黄金比という物があります。
それがこちらになりまして、壁や床などの面積が大きい範囲にあたる「ベースカラー」は70%、主に家具家電などにあたる「メインカラー」は25%、そしてアートや観葉植物などワンポイントだけ入れる「アクセントカラー」は5%という70対25対5にする事が理想だと言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1729913677-qKQlydwpGB9mfvrUi3bXaTzV.jpg?width=1200)
例としてこちらの部屋の配色を見てみると、壁やキッチンなどほとんどが白基調になっているので、この部屋のベースカラーは白になります。
そしてテーブルや椅子など家具は木材になっているので、メインカラーは茶色になります。
最後にテーブルの脚や冷蔵庫などが黒でまとまっているので、この部屋のアクセントカラーは黒になります。
こんな感じで黄金比を守りながら大体3色くらいでまとめると、整った綺麗な部屋に見せる事ができます。
とはいえ実際住んでいるお家のインテリアを三色だけにまとめるのって結構難しいのではないかと思います。ですので初めは、とりあえず明らかに悪目立ちする様な色の物だけでも取り除く事を意識して頂ければ、それだけでもある程度ゴチャつきを抑えられ、まとまりを感じられる部屋になるはずです。
それに加えて今後、物を買う時に色選びに迷った際には、とりあえず白、黒、灰色などのいわゆる『無彩色』と呼ばれる様な色を選んでおけば、生活感が出にくく部屋に馴染みやすくなるので、迷ったらこれらの色を選ぶ様にしてみてください。
という事で物が多くても整った部屋にしたいと言う方は、持ち物の色味を揃えて視覚的にスッキリさせる事を意識してみてください。
という事で今回は『物が多くても部屋が整う方法』についてお話していきましたが、如何だったでしょうか?
それでは最後に今回の動画をまとめると、『物が多くても部屋が整う方法』は『フォーカルポイントを意識』して部屋にメリハリをつける、『家具の高さを意識』して部屋に一体感を持たせる、『色や素材を絞って』、統一感を持たせる、以上3つが今回紹介した内容になります。
今回紹介した方法は物が多い少ない関わらず知っておくだけで、おしゃれな部屋を造る為のインテリアの基礎知識になりますので、是非、覚えておいて頂ければと思います。
そしてこの動画の反響が良ければ、またインテリアの知識についてもお話しようと思いますので、是非、高評価チャンネル登録して応援して頂ければ嬉しいです。
それでは次回の動画でまた、お会いしましょう。
「ミニマリストのその先チャンネル」でした。
さようなら〜
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最後までお読み頂きありがとうございました!
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それでは次回の記事で、またお待ちしております。
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