他人に期待しないで生きるための思考
こんにちは、ヒロ( @road_of_hero )です。
「他人に期待しないで生きるための思考」というテーマについてお話しようと思います。
普段生活していると、他人に期待してしまうことってありますよね。
でも、その期待が裏切られたり、自分の思うようにならないとき、相手のせいにして怒りやストレスを抱えてしまうことがあると思います。
たとえば、以下のような感じです。
・朝の満員電車に乗れなかった
→もう少し詰めてくれれば、乗ることができたのに…
・自分は頑張っているのに、なかなか給料が上がらない
→会社が自分のことを正しく評価してくれないせいだ…
・自分ばかりに仕事が振られて、手が回らない
→誰か手伝ってほしいな…
みなさんの中にも同じような経験をした人がいるのではないでしょうか?
以前の僕は、やり場のない怒りをどうすることもできず、ただただそれを押し殺すしかありませんでした。
他人に期待せず、自分のせいだと思う
でも考えてみると当たり前なんですが、このような状況を作り出したのはすべて自分のせいなんですよね。
この考えが持てるようになって、人生を楽に生きられるようになりました。
じゃあ具体的にどう考えたらいいのか?
・朝の満員電車に乗れなかった
→❌もう少し詰めてくれれば、乗ることができたのに…
→⭕少し早く起きて、朝のラッシュを避けよう!そのためには、前日早く寝なければいけないな…
・自分は頑張っているのに、なかなか給料が上がらない
→❌会社が自分のことを正しく評価してくれないせいだ…
→⭕自分が頑張っていることをアピールするにはどうしたらいいか?もっと、上司とのコミュニケーションをとろう!
→⭕転職してより評価してもらえる環境に移ろう!
・自分ばかりに仕事が振られて、手が回らない
→❌誰か手伝ってほしいな…
→⭕作業を見える化して、周囲に状況を理解してもらおう!
上記のような感じです。
変えられないことを悔やんでも仕方ないので、変えられる未来にフォーカスすべきです。
そうは言っても変えられないこともあるんじゃないか?
確かに、変えられないこともあると思います。
例えば、給料を上げるために会社に賃上げ交渉するとか、仕事を手伝ってもらうために、同僚に押し付けたりとか、やろうと思えばできるかもしれないですが、かなり労力がかかりますよね。
変えられるものと変えられないものを区別する
上記の場合、必ず抵抗されることが目に見えます。
やったところで自分にとって得られるメリットが少ないですし、敵を作りかねません。
それならば、確実に変えられることをやった方が、達成感も大きいと思います。
やった後悔よりもやらなかった後悔の方が大きい、やらないのは退化することを選んだ証
かと言って、現状の壁に打ちひしがれて何もしないのは本末転倒です。
現状維持で何もしないのは、退化するという選択をしたことにほかなりません。
ちなみに心理学では、やった後悔より、やらなかった後悔の方が大きいということが明らかになっています。
人や環境のせいにして、やらない理由を探すくらいなら、自分でできる術を尽くしてみるというのが科学的にも正しいということですね。
すべて自分の責任に置き換えると、気持ちが楽になります
何か嫌なことが起きたとき、人や環境のせいにしていても人生よくはなりません。
人や環境のせいにするということは、他人に依存しながら生きる、つまり、他人の人生を生きるということだと思います。
「馬を水辺に連れて行くことは出来るが水を飲ませることは出来ない」というイギリスのことわざがあります。
馬が水を飲むかどうかは馬の勝手なので、水辺に連れてきても水を飲んでくれなければ骨折り損なのです。
変えられないことに嘆くよりも、変えるためにはどうしたらいいかと考えることが大切だと思います。
みなさんも、他人のせいにしそうになったときは、一度立ち止まって冷静に考えてみるようにしてみるといいかもしれません。
参考文献
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]
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