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髪にこだわるのってばからしい

女性の多くは、美容院代に結構お金をかけているみたいですね。
でも、美容院の料金って、美容師の腕前とは必ずしも比例しません。

そもそも美容院の料金は、立地条件(店舗の借地代)が大きく影響するので、料金の高い都会の美容室が、技術的にすぐれているとは限りません。

また、美容院は設備やサービス、その他ヘアケア商材などなどで稼いでいる部分が多いので、そういう付加的なものと美容師の技術は別物として、それぞれの価値を判断すべきです。

美容院代をミニマル化する

私は美容院ではなく理髪店を行きつけにしています。その店のベテラン美容師リサ(イギリス人)のおかげで、私の散髪代は年間30ポンド(1回10ポンドx年3回で、合計4千円くらい)ですんでいます。

でも、私の同僚の中には、もっと安く上げている人もいます。

ある同僚(女性)は、きれいなブロンドのロングヘアですが、「大きなハサミで、自分でザクザク切っている」らしいです。おしゃれな人だけに、これを聞いた時はちょっとびっくりしました。

私の研究室のお隣さんであるイラン人の教授は、60歳過ぎてから同年代のイギリス人女性と再婚し、この奥様が定期的に散髪してくれるらしいです。「彼女は頭がいいだけじゃなくて、何でもできる♡」とご満悦です。

逆に、旦那さんが切ってくれるという人もいます。

大学教員がいかに髪の毛などにこだわらないかがわかります(私のまわりだけでしょうか)。当然、人によりますが。

私は運よく、いい美容師さんにめぐりあったので、散髪にかかる費用が減っただけでなく、いろいろ考えを巡らせたり不満を感じたりすることが一切なくなりました。

髪に費やす手間をミニマル化する

前の記事でも書きましたが、女性の中には、髪へのこだわりがハンパない人がいます(特に日本の女性にその傾向が強い気がする)。

「髪は女の命」だとも言いますが、平安時代に生きているわけじゃなし、そこまで思い入れることもないんじゃないでしょうか。

もちろん髪は大切ですが、所詮は体のパーツであり付属品です。それも、普通はすぐ伸びてくるわけですから(そうでない人もいますが)、そんなに手間ひまをかけることはないと思います。

数ミリ短く切られたところで、命がとられるわけではありません。

私の周りのイギリス人を見る限り、さして手間をかけているようには見えず、みんなシンプルな髪型です。

あとですね、これは国籍や男性・女性に関わらず言えることかと思うんですが、セレブでもないのにやたらと手の込んだ髪型や極端なことをしている人って、ちょっとイタいタイプの人が多い気がします。

外見で差別化をはかるなどというのは愚かな行為ですし、大した差がでるわけでもありません。

整髪というのは毎日のことですから、時間の有効利用という意味でも、簡略化するにこしたことはないです。

まずは妙なこだわりをなくして、自分で手入れしやすいシンプルな髪形にするのが一番です。