【脳内】知識と経験は世界の解像度をあげていく
1週間くらい前にXで少し話題になっていた
"勉強は社会に出てから役に立たないのになんでしなきゃいけないの?"
という議論に対して、私は
"世界の解像度があがるから"
という自分なりの解答を持っています。
人生は割とイレギュラーの連続で。
薬剤師国家試験に合格して晴れて薬剤師になった当時の私は
仕事はそこそこで、25歳位で結婚して、30歳までに2人子供を産んで
あとはパートや時短で子育てをしつつ働こう。
などと考えていて。
それから13年。
蓋を開ければ38歳独身ワーカーホリック兼業バンドマンが爆誕していた。
仕事、楽しいです。
音楽、もっと楽しいです。
生活の大半を仕事と音楽に捧げているような今の生活なのですが
最近、少しだけファッションに興味を持ち始めたんですね。
所謂ハイブランドの分野。
もともと洋服は大好きで着道楽なのだけれども、ハイブランド分野は
全く門外漢で。
面白いね。
今までなんとなく通り過ぎていたお店の前を通ると
そのブランドにまつわる逸話が脳裏に浮かんで。
ああ、これがモノゴトの解像度が上がっていく、
ということだな、と改めて実感しています。
知識が無いまま生きるのは、
さながら周りの景色に布を被せたまま生きているような。
少しのきっかけで、被せられた布が外されて
景色が色づいていくような感覚。
所謂、学校のお勉強というものではないのだけれども
同じインプットをしたとしても、ベースの知識があると
受け取り方も変わってくるので
世界に溢れている色々なものをより楽しむためにも
知識や情報を得る、ということは欠かせないと思うのです。
学校の勉強を全くしなくても生きていけるのよ、多分。
それでも人生のどこかで何かを判断しなければいけない時に
判断基準となってくれるのは、自身が学んできたこと。
人生を楽しく生きるためにも
より良い判断をするためにも
他者の悪意から自分を守るためにも
正しい知識とそれをアップデートしていく努力をしていきたいものですね。