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【音楽/sirokunote】11/23 京都MOJO

今年3回目の京都MOJOでのライブでした。
sirokunoteとしては今年一番出演したライブハウスで…藤本店長には
いつも叱咤激励色々と大切な言葉を頂いていてとてもありがたいです。

今回は名古屋のES-TRUSさんのレコ発ツアーセミファイナルとのことで
東京や大阪からすごく強いバンドさんが集まっていて。

去年までのsirokunoteだったら全く戦えなかったと思うし
なんか、なんかライブはしたけれども…っていう感じに
なっていたと思う。
そもそも呼ばれていなかったかもしれない。


昨年の11月、ちょうど1年くらい前ですね。
MUSICFARMさんに出演した時に
ライブ直後に私がはじめてブチキレたんです。

こんなクソみたいなライブしかできないなら
こんなバンドやめちまえ

って。
確かドラムのチヒさんが曲順を間違えたんじゃなかったかな。
その後ずっとギターのコータとバチバチにバトルしてました。

今年の5月のMOJOのときも盛大にキレ散らかしました。
全部思ったこと言わないとこのバンドはだめだと思った。
というかここまで言って変わらないならやっている意味なんて
無いと思ったし、それなら全ての時間をLIBERAにつぎ込んだほうが
よっぽど有意義だと思った。

初めて見に来てくれたお客さんが次に繋がらないこと
ライブをやってもSNSで何の反応もないこと
ライブハウスのブッキングに呼ばれなくなっていること

こういうこと、みんなわかってるけど目をそらして
何かや誰かのせいにして。

誰のせいでもない、我々がヘッタクソなライブしてるからだよ。

全部全部、1本1本のライブできちんと成果を出せていないから。
集客でも、クオリティでも。

わかっているのに何に手を打ったら良いかわからない
そもそも自分だけ褒められればいいと思っている
そんなメンバーに本当に嫌気がさしていたし
コータには、年内に納得行くライブができなければ
私はこのバンドを抜ける、とまで話していました。

そんな中、藤本店長には本当に色々とアドバイスを頂いて。
色々なきっかけがあってメンバー全員の意識が少しずつ変わっていって
ようやく、本当にようやく、ここ3回くらい、まあなんとか
及第点でしょう、というライブができたように思います。


今回出演した強いバンドさんたちに
肩を並べられた!なんて烏滸がましいことは
全く思えないけれども、
なんとか…なんとか踵に食らいつくくらいは
できたのでは無いのだろうか、という所感です。
僕たちが今できることは全部やった。
そのうえで、やっぱり他のバンドさんは凄かった。
バンドのコンセプト、演奏の練度、パフォーマンス、
外見に対するこだわり。
学ぶことがものすごくあった。

sirokunoteを卑下しているわけではなくね。
うちもかっこいいバンドになってきていると思う。
ただ、もっともっとできることはあるだろうな、って思う。

僕は凡人だからひたすら考えて、考えて、
他の人より速いペースでトライ&エラーを
積み重ねて修正していくことしかできないから。

撒いた種のすべてが実るなんてことは無いので
ひたすら、種を撒き続けるしかないのです。

なんかダウナーな文章になってしまったけれども
こうやって何ができるか、とか
何をしたらもっと良くなるか、とか
メンバーと話せることは幸せだと思います。
まだまだ上にいけるよね。

でも、本当、一度アレなライブをやってしまった会場には
なかなかもう一度呼んでもらうことが難しいと思うので
頑張って、マイナスからゼロへ、ゼロからプラスへ
挽回していかなきゃな、と思います。

この”波と月”という曲は
僕がすごくつらかった時に、心がすれ違った相手に対して
書いた歌詞です。

歌うときはその時のことを思い出して感情をこめるのだけれども
最近は…仲直りしたのでなかなか感情がこもりにくいのです。
リアルを歌詞にすることの弊害ですね。




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