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ガソリンを、平日ではなく休日に入れた方がお得な理由

休日にガソリンを入れた方が、「タイパ」が良い

今日は日中に予定があった帰りに、ガソリンを入れに行った。ガソリン残量は4分の10だったので、まだ余裕はあった。それでも今日入れに行った。なぜなら、休日に行った方がタイパが良い気がしたからだ。

「タイパ」というのは、「単位時間当たりの自分への見返り」を指している。コスパの時間バージョンである。最近の若者は、コスパよりもタイパを重視しているらしい。

健康で文化的な最低限度の生活を送るために必要なものは、安価で手に入る時代になり、「時間」の価値が相対的に上がっているのだろう。

平日と休日では「時間の価値」が違う

上記の「タイパ」の定義によると、平日にガソリンを入れようが、休日にガソリンを入れようが、タイパは変わらない。にもかかわらず、なぜ僕は休日にガソリンを入れた方がタイパが良いと感じたのか。

それはおそらく、平日と休日では「時間の価値」が違うからである。

たとえば、「恋人との1年記念日にディズニーに行っている時間」と、「高校の古典の授業の時間」を比較すると分かりやすい。100人中99.999人は前者の方が「時間の価値」が高いと感じるに違いない。

これと同じことが、「平日」と「休日」においても言える。

時間の価値:休日>平日

僕の場合、平日の一日のうち、自由に使える時間は3時間ほどである。晩御飯を食べ終えてシャワーを浴びて、歯磨きをし終わる21時~0時が僕の自由時間だ。

YouTubeを見たり、YouTube見たり、YouTube見たり、たまには本を読んだり、ちょっと早めに寝てみたり、、、。インドアな僕にとっては、一日のうちで一番幸せな時間かもしれない。

平日にガソリンを入れるとなると、そんな貴重な3時間から時間を捻出しなければならない。

逆に休日であれば、昼食を食べ終わる頃にはその日にやりたいことが大体終わっている。「昼からは何をしようか」と時間を持て余しているくらいだ。この暇な時間と、平日夜のハッピータイムを比較すると、後者の方が時間の価値が高い。

そう考えると、平日にガソリンを入れに行くよりも、休日の暇な時間にガソリンを入れに行った方がタイパが良いと感じるわけだ。休日にガソリンを入れに行くことで、「一日中、家でダラダラしてたな…」という罪悪感からも逃れることができる。

ガソリンを入れに行く時間が、「もったいない」と思える人生は幸せだろう

ここまで考えて、ふと思った。人生の中で相対的に価値の低い時間が多いのは、もったいないことなのではないかと。

当然、人生のすべての時間を同じ価値にすることは難しい。しかし、自分が「価値が低い」と感じる時間を、「価値が高い」と感じる時間の使い方に近づけることはできる。

では、どうすれば時間の価値を上げることができるのだろうか?

「恋人との1年記念日にディズニーに行っている時間」が価値が高いのだとすると、「あまり経験できないことに使う時間」は、価値が高いのかもしれない。じゃあ、いろいろなことに挑戦した方が良い。

「ゴロゴロしている休日よりも、平日の夜の時間」の方が価値が高いのだとすると、「何かをがんばった後の時間」は、価値が高いのかもしれない。じゃあ、ダラダラと好きなことだけをして過ごす人生よりも、何かに熱中している人生の方が良い。

ガソリンを入れに行く時間が、もったいない。そう思える人生を目指していく。それを達成できたとき、僕は700万のテスラを買う。

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