太陽はなぜ輝きつづけるのか~秘訣は「いつでも歓迎できる空間づくり」

太陽はなぜ輝きつづけるのか
簡単にいってしまえば、激しいプレッシャーと戦っているからである。

おっかあ 胸中に上りゆく勝利の太陽



太陽のような重い天体の内部には、想像を絶するすさまじい重力がかかっている。それをはねかえすために、我が身を休むことなく燃やし続けているがゆえに、太陽は燦然(さんぜん)と輝くのである。

おっかあ 胸中に上りゆく勝利の太陽

社会の中で、やっと家族としての葉を生い茂らせようと築き上げた生活も絆をも、嵐が幹をたたき、葉を拭き払い、希望という土壌にはった根までを、ねこそぎにしてしまうような苦難に見舞われぬとも限らない。

おっかあ 胸中に上りゆく勝利の太陽

そのときには背伸びをすることなく、つくろうこともなく、しかし、決して自分自身を苦悩に沈めてしまうことなく、その場その場でもてる「十」の力を「十」そのまま出しきっていく。その人こそ平凡に見えて、胸中の太陽を赫赫(かくかく)と昇らせ、その尊き光で、周囲のものを蘇生させてゆく「幸の勝利者」と輝くに違いない。

おっかあ 胸中に上りゆく勝利の太陽

参照:『心の四季』