見出し画像

『才能が9割』の本のはなし

過去のディープインパクト。
そこから生み出された才能の源泉を振り返れば
「なぜ、自分はこれに興味があるのか?」
「なぜ、解決したいのか?」
「なぜ、この仕事をしているのか」
その意味がわかります。

北端康良さんの著書 『才能が9割』(2014年発行)に書かれていました。

「ある人」か「ない人」か
過去に必ず答えがある。

何があるのか、何がないのか
なのですが…


松下幸之助さんは、このように語っています。
やっぱり若い時の苦労は、買ってでもせにゃあきまへんなぁ

今の時代は皆、苦労から逃れようとしている。苦労することが時代遅れのように思っている。また苦労をするのが損のように勘違いしている。そうではない。苦労は全部、自分のためである。甘えようと思えば、いくらでも甘えられる。

1995年記事


わたしがずっと、男性(特に若い男性)に学んでいる意味がここにあります。

女性の友人たちは、自分の経験を語ることが得意です。わたしも、様々な人の経験を聞いて参考にしてきました。その経験の中には「何はあるのか、ないのか」は、自分で考えなければなりませんでした。このスキルを身につけるにはその人に合った教育が必要で、いきなり話されてもハードルが高い人もいます。

時間を経て、ビジネス書や自己啓発書となって世の中に溢れてきました。その情報も最初は緩やかな流れだったのですが、激流の中にいるように感じるようになりました。この激流の中で、多くの人達が家庭を築くことさえも困難さが増してきました。

社会が今、どのような流れにあり、これから何が必要なのか。
これらを家庭の中に持ってかえってくる役目を担っていたのは、「父性」だったのではないでしょうか。その「父性」が不在になった時、自らが社会に出て情報を仕入れてこなくてはならなくなりました。

社会へ自ら情報を得に出かけていった人

誰かが持ち帰った情報を得る人

この過程で、情報は変わってしまいます。より元の情報を得られるところにいる人と、また聞きの人では、格差はどんどん広がっていくでしょう。

勉強していくと、人づてで聞く情報は、真ん中にある大切な情報がどんどん抜けていくことに気づきます。最初の情報と最後の情報との隔たりを、どのようにして埋めていくのか、これが『才能が9割』に書かれていることです。

6000人のコンサルから導かれた「働き方が変わる才能発見メソッド」初公開!
たった3つの質問に答えるだけで、「自分の才能」がわかる!

これからの時代、キャリアアップするにも、起業するにも大切なのは「独自性」。自分にしかできないことを見つけることができれば、仕事の不安、お金の不安がいっさいなくなります。本書を読めば、キャリアビジネスを構築するための「才能の見つけ方」「才能の磨き方」「才能の活かし方」が、
きっとわかります。

「才能」とは、特別な人にだけ与えられた能力ではありません。
100%あなたにも才能があります。ぜひ、本当の自分に目覚めてください。

Amazon

良きアドバイスをくれる「父性」に出合うと、自分の生きる道が見えてきます。