2021年はとてつもない年になるー空からお金がふってくる世界へ
あけましておめでとうございます。(2021年書き忘れてた)@minicooheiです。
▼2020年の記事
https://alis.to/minicoohei/articles/365QdB5N57l7
2020年はDeFiの年
2020年、コロナ禍で大変なことになりましたが、イーサリアム上でも大変なことが起きました。
実は僕は、2018年から3年間、NFTこそが最強のユースケースと信じていました(ブロックチェーンゲームというのはいわゆるNFTゲームと呼んでも良いくらい、NFTというデジタルネイティブな存在に依拠したゲームです)
反面DeFiについては、「ユーザー側からみたら銀行とか証券会社と対して変わらないじゃないか、担保を持たないと使えない金融とか意味あるの?使いづらくて流行るわけある?」と考えていました。
しかしながら、2020年に勃興したのはDeFiでした。
正直完全に、見誤っていました。超反省です。
支えたのは「Uniswap」という革命的な交換プロトコルと「Maker/Compound」などのレンディングプロトコルです。
*Uniswapの説明を簡単にすると、数式を用いて2つのトークンの価値の総和を同じに保てることを利用して作られた価値交換プロトコルです。 エンドユーザーは好きなトークンと自分のトークンをいつでも板取引でなく交換する事ができ、流動性を提供するプレイヤーは手数料を得ることができます。
「2つのトークンを預け入れることで、誰でも手数料がもらえる仕組み」により、金利のない仮想通貨の世界に、キャッシュフローが生まれました。「お金に働いてもらう」がこんなにわかりやすい世界はありません。
Uniswapを通じて、イーサリアムというワールドコンピューターの上で、自由自在に価値交換ができるようになり、スマートコントラクト=プログラムのモジュールとして処理が約束されているので、自由に組み合わせることで急激に進化しているとも言えます。
「ガバナンストークン」と「過去遡及コミュニティドロップ」
また、2020年本当に強烈的な体験だったのが「ガバナンストークン」と「過去遡及コミュニティドロップ」です。(いわゆるUniとか)
個人としても会社としても、$10万ドル以上のお金がプロトコルを利用していただけで、「空からお金が振ってくる」という体験は強烈すぎて、正直自分はこの体験から逃れられる気がしません。
実際、一見なにもできない電子ゴミにしか感じられないガバナンストークンになぜ大層な金額の価値がついたのでしょうか?
これは株式会社の「株」に相当するものが、DAOにおける「ガバナンストークン」であり、ガバナンストークンは大きく2つの特徴があるためです。
①オペレーション、執行コストが安く、発行しやすい
②取引がいつでも誰でも信用不要で実行可能
スマートコントラクトにより、株主間取引契約書みたいな契約をプログラムで表すことでオペレーションコストを削減し、執行に関しての信用が不要になるため、余計な手間なく発行できます。さらにUnswapを通じれば、相手を信用することなく交換が可能です。
結果、どのようなプロトコルやサービスでもトークンさえ発行しておけば、「Exits」の恩恵を受けることができるようになります。
言い換えれば、「誰も見向きもしないうちに、クレイジーなアイディアを支えた人ほど成功したときに報われる」ということですね。これまでは、契約コスト的に、資本のある人しか参加できませんでした。
しかしながら、ブロックチェーンを通じて低コストでDAOへの貢献度、投票内容や過去のサービスの利用度合いなど、プロトコルへの貢献度が可視化、検証可能になったことで、Exitsのための機会が資本投下量によらず、すべての人に開放されています。
EthereumにしろBitcoinにしろ、当初の価格を考えれば、そのリターンは数千倍にとどまりません。ある意味「想像もできないリターンがDeFiの世界では誰にでも開放されている、好きなサービスを利用しているだけで参加できる」と考えるとわくわくしませんか?
価値の尺度はコミュニティによって異なると思います。Aというコミュニティで稼げる人はAというコミュニティで稼げる。それをBと交換すれば良い。みたいな感じで、得意なことや好きなことをするだけでよい、いまよりは生きやすい世界が訪れると思います。
2021年もDeFiの年ー空からお金が降ってくる世界へ
この1年で改めて確信したことですが、ブロックチェーンが生み出す最大の変化は、以下の3点から生じると自分は考えています。
①信用なしに、行動、やり取り、貢献度の可視化ができる
②消えない痕跡をもとに、過去遡及的にExitsの機会が誰にでも提供される
③パーミッションレスで誰にでも開かれており、境がない
ここから10年~20年でさながら2000年くらいから20年間で、Web2.0が世界を席巻したように、①、②、③をベースに考えられない経済的リターンを生じさせるDeFiのプロトコルやガバナンストークンが多数発生すると僕は信じます。 それが将来的に行き着く世界は好きなことをしていたら、得意なことをしていたら、貢献度に応じてお金が振ってくる世界です。
僕は、今の資本家と労働者の「マネジメント」的な関係よりも、そっちのみんなが好きなことだけを目指せる社会のほうがが好きだし、そっちを実現していきたいと思っています。
2021年のトークンポケット所信
本題に入りましょう。2021年のトークンポケットは大きく2つやります。
1.「ゆびほる」をDeFiのための仮想通貨を手に入れるツールに進化させる
ようやく1周年になったユビホルですが、1ユーザーあたりの1日のプレイ時間が平均1時間9分、MAUが12000程度、売上も広告収益だけで100万/月を超えて来る感じに育ってきました。
プレイ体験の骨子は変えず、よりETHやERC20が獲得できるツールにしていきます。DeFiを使うきっかけになるようAxieのSLPじゃないですが、非販売のERC20 を発行することも視野にいれます。
実際、完全無料ゲームですので、すべての人がDeFiのExitsの可能性に触れられる入り口にできると信じて改善してきます。
2. tokenPocketをDeFiを誰でも安心して使えるウォレットに進化させる
こちらについては諸々大変おまたせしておりますし、metamaskほど使えるDappsがないというのが実情です。実際に自分も使っていてなんて使えないんだと思うことも多々あります。
やはり、ユビホルからの一連の流れをつなぎやすいい、かつDeFiを使いやすいセキュリティの高いウォレットを目指します。
ユビホルで手に入れたETHやERC20を直接価値交換して、運用して、生活する。その中で10年くらいの間に、とんでもないリターンのあるExitsが中に紛れ込んでいる。結果、コミュニティみんなが過去遡及的に報われ、経済的に富み、次のExitsに向かって生き生きと生きる。
そんな世界を見てみたいなぁと思っています。ちなみに、ユーザーをめちゃ増やしたいというよりは、今使っていただいている10000人、運用総額5億円とかの資金が、10000人で500億円になっているみたいなのをみたいなぁという所感です笑
今年もがんばります。
皆様引き続きよろしくお願いいたします。
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