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カウンセリング記録 1回目 ~受診までの流れ~

人生で初めて発達診断&カウンセリングを受けてみたので、その記録をしてみました。
発達診断やカウンセリングの存在は知っているけど、実際のところどうなのか気になっている人などの参考になれば幸いです!

診断&カウンセリングまでの流れ

仕事のストレスでメンタルが死亡

まず、診断とカウンセリングを受けるまでの流れを説明したいと思います。
きっかけはずばり、会社でのストレスが半端なく、このままだとおかしくなってしまうと思い、メンタルクリニックを受診したことになります。

具体的には、仕事中に涙が止まらなくなる&夜緊張して寝れない、頭痛などの症状がありました。そのうち、飲み会中にも泣き出す(酔ってないw)、友人との約束も疲れすぎてドタキャンなどプライベートにも影響がで始め、会社も休みがちになり受診することになりました。

メンタルクリニックの選び方

そんなこんなでメンタルクリニックへ。実は10月位からすでに不眠で悩んでおり、家から近いクリニックは行ったことがあったのですが、受診しても機械的に薬を出されるのみで、自分が求めているものと違うなと感じていました。なので、新しいクリニックを探すことにしました。

具体的な検索方法は忘れてしまったのですが、「発達障害診断、メンタルクリニック等」だったかと思います。また別の記事で書きたいと思うのですが、自分は仕事に限らずずっと困りごとがあり、発達障害なのではないかと疑問があったので、その診断ができるクリニックで絞り、後は口コミが良さそうだった、今のクリニックにフィーリングで決めました。

メンタルクリニックへGO!

予約を事前に済ませ、実際に病院へ行きました。予約するときには事前に問診票の記入もあったので、そこに「仕事ができなすぎて、発達障害を疑っている、また精神的につらい」と書いておきました。(切実!!!)発達障害については、自分から言い出す勇気がなさそうだったので、できれば向こうから検査を提案してほしいなという思いで書きました。

なぜか小部屋に連れてかれる

待合室でしばらく待っていると、看護師さん?のような方に小部屋みたいなところに案内されました。部屋は病院という感じは全くせず、絵画やソファーなどがあるちょっといい感じのリラックスできるお家みたいな感じでした。「あれ、診察ではないのかな?、なんだろうこれ」と思っていると看護師さんのような方に今日受診した経緯や悩みごとを具体的に聞かれました。

プチカウンセリングスタート??

受診した経緯を看護師さんに話しました。具体的な症状や会社の困りごと・・・等々。最初は物忘れが激しい、タスク管理が苦手、注意散漫などADHDを知っている人ならピンとくるようなエピソードを混ぜて話していたのですが、話しているうちにもういいやとなってきて、「まあ実はADHDで悩んでいるんでいるんですよね」と言いました。

まさかの相手もADHD当事者


すると、看護師さんから「なんだ!知っているのね!私もそうなんだよ!今まで大変だったよね~~よく頑張ったね~!!!」と熱い共感がありました。笑
笑って書いているけど、私が生まれて初めて他人に「ADHDの悩みを聞いてもらえた&当事者の方に会えた」というので、物凄く嬉しくて、気づいたらボロボロ泣いていました。その後もADHDで困ってきたエピソードをたくさん聞いてもらい、たくさん励ましてもらいました。特に「絶対に向いている仕事があるからもう大丈夫!!!諦めないで!!!」と言ってもらった時は本当に嬉しかったです。

看護師さんから言われて印象に残っていること


その看護師さん曰く、発達障害というのは病気でなく個性ということでした。これは前から発達障害の情報収集をしていたので、そういう考え方もあるんだと思っていたのですが、気休めだな~と思っていたのですが、看護師さんから「車種」の違いと一緒といわれて私は腑に落ちました。

ADHDは車種のようなもの!?


具体的にいうと、いま私は皆が四輪で運転しているところを二輪で走っているのだと。なので、他の人が当たり前にできることができなかったりするし、周りも私が四輪車だと思っているので、なぜ私ができないのか理解できないとのこと。
では、四輪車でないことは落ち込むべきことなのか?というとそれはNo!で、二輪車には二輪車にしかできない強みがあるから、それを活かせる環境にいけばよいとのことでした。

ADHDは車の中を走るバイク説


つまり、今の問題は「二輪車であること(=普通の人と違うこと)」ではなく、自分が「二輪車であると認識できていないこと」と「二輪車が求められる環境にいないこと」であると説明されました。なので、発達障害の検査を受け得意・不得意を理解すること、また失った自信を取り戻すためカウンセリングを受けることを進められました。

余談

この看護師さんのカウンセリングを受けられるのかと思いきや、彼女はカウンセリングを案内する係の方で、カウンセリングは実施していませんでした。なので別の方のカウンセリングを受けることになったのですが、この話はまた気が向いたら書こうと思います。





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