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「ネタがなくて書けない」がなくなる、魔法の3ステップ

情報発信を始めようと決めたけれど、
「ネタが無い/続かない」
「何を書けばよいのかいまいちわからない」

こういった声を聞くことがしばしばあります。逆に、「ネタに溢れていて書くことが追い付かないよ!」という方にはなかなか出会いません。

私個人としては、ネタは生活の中にいくらでも落ちていると思っており、「何を書こう...書くことが無い」と悩むことはあまりありません。

そこで、今回はネタが無いと困っている方へ向けて、日常生活の中でネタを見つけていく方法をお伝えしたいと思います。

見方を変えれば、ネタはみつかる

ずっと昔に読んだ、小悪魔ホステス蝶々さんの記事に、「出会いは日常に溢れている」と書かれていました。

この頃、私は会社員だったので、出会いと言えば会社か、飲み会のどちらかだと思っていました。しかし、蝶々さんの記事ではカフェで隣に座った人まで出会いの範囲になっていました。
私と蝶々さんは、出会いに対して圧倒的に視野と視点が違ったのです。

そのため、私は出合いがない!と思っていましたが、蝶々さんは出合いが溢れているとなったわけです。
これと同じことが、発信のネタにも言えると思っています。

自分がネタになると思っていることと、読者が役立つ情報だと思うもの、面白いと思うものがズレていたら...。
そこには多くのネタの取りこぼしが発生しているはずです。

つまり、自分で自分の発信のネタをがんじがらめにしてしまい、非常に狭い範囲のものしかネタと認めなくなってしまっている可能性があります。

これは、実際にいろいろな方とお話をしていても思うことです。

面白いお話を聞いたときに、このお話を聞きたい人は、自分の他にもたくさんいるだろうな!と感じたことはありませんか?

私はそういったときに、「ぜひこのお話ブログでも書いてください!」とか、「知りたい人たくさんいると思います!」と言ってみるのですが、「え、こんなの知りたい人いる?」みたいな反応をされることがよくあります。

私が感動した内容は、その方のなかでは当たり前のことすぎて、そこまで価値がない情報として分類されてしまっているのです。(悲)

聞き手と話し手の間には情報ギャップがあるのですが、その価値が十分に理解されていない状況です。

ギャップは発信ネタの宝庫

人は、それぞれ自分の価値観や判断軸を持っています。
その価値観や判断軸は、それまでの経験で学んだ範囲から出来上がっているもの。

そして、その価値観や判断軸を通じて物事を見て、理解しているわけです。

だから、同じものを見ても

(犬を見て)
Aさん かわいい!
Bさん こわい!

こんな風に、思うことが違います。

こういったギャップは、誰かとコミュニケーションを取ると何個も見つかります。

そして、ギャップに上手に注目すると、どんな情報を発信していけばいいのかが分かるようになり、ネタを日常のなかに見つけられるようになります。

まずは軸足確認から

日常生活で効率的にネタを見つけるには、少しコツがあります。

それは、軸足とアンテナです。

情報発信をするときは、自分の軸足を定める必要があります。

あれもこれも書くというよりも、
-会社であれば、自社に関わること、お客様にとって有益なこと
-個人であれば、自分が詳しいこと、興味があること
などが軸足になります。

ちなみに、このマガジンの軸足は広報周り全般です。

もし、情報発信の軸足が定まっていなかったら、まずはここから考えてください。

軸足が決まったら/軸足を再確認したら、この軸足となる内容について、日々のコミュニケーションの中でアンテナを立てていきます。

その中で、他者と自分とのギャップに注目してください。

ギャップとはこんなことです。


広報コンサルタントのCさんと、クライアント企業の広報Dさんがいたとします。
とあるネタを前にしたときの会話で、

Cさん このネタ、プレスリリースで出しましょう!(ネタ的に書きやすいし、すぐに書けるだろうな)
Dさん あ、はい、、(気が重そうに)わかりました。やってみます。
Cさん (あれ、何か思うところがあるのかな?)何か心配事がありますか?
Dさん プレスリリースって書くのが難しくて、、

ここで見つかったギャップ:
プレスリリースの難易度が、Cさんが思っていたよりも、Dさんにとっては高かった。

このギャップに気がついたら、ここから「もう一歩進んで」考えてみてください。

Cさんが考えること:
プレスリリースはある程度型もあるし、今までも何回か書いてきたから書けると思っていたけれけど、難しいと感じるんだな。(自分はどう考えていたのか、相手はどう考えたのか。事実をそのまま受け止める)

Dさんと同じようにプレスリリースは難しいと感じている人は結構いるのかもしれない(自分の当たり前と相手の当たり前がズレていることを踏まえて、相手のような当たり前を持つ人は多い可能性があることを考える)

ここまでは、結構簡単に出来ると思います。
ここから、ネタに変換するのに少しテクニックがいります。

ギャップをネタに変換!

ギャップをネタに変換するためには、そもそも情報発信てなんだっけ?ということを理解していないといけません。

情報発信という言葉はあちらこちらで言われているので、よく耳にしている言葉だと思います。
しかし、情報発信を一方的な主張のように捉えてしまっている方がいるので、もしそうであったら注意が必要です。

今の時代に求められる情報発信とは、①目的を持って、②ターゲット(複数)へ向けて、③ターゲットにとって有益な情報を発信するものです。

なので、ギャップを見つけてネタに変換する時には目的とターゲットをまずは考えていかないといけません。

先ほどの例だと、広報初心者の方がプレスリリースを書くのが難しいと感じていたので、

目的:初心者の方と自分の間にある、プレスリリース難易度に関するギャップを埋める

ターゲット:広報初心者の方

このように考えられます。

そして、上記を踏まえて

広報初心者の方にとって有益な情報で、彼らと自分のプレスリリース難易度ギャップを埋めるために有益な情報は何かと考えます。

そうすると、いくつかアイデアが沸いて来ます。

考えられる発信ネタ
-とにかく簡単なプレスリリースの書き方を発信したら役に立つかも
-プレスリリースの書き方を伝えているサイトをまとめてみよう

私だったらこんな感じです。

このように、ギャップに注目して、そこを掘り下げていくことで発信のネタは日常から拾うことができます。

ぜひお試しください。

◼️一番大切なこと
いくらインプットをしても、実際に行動しなけれなかなか変化は起きません。「やってみようかな」と少しでも思った方は、いますぐに小さな行動を変えることをお勧めします。

それでも「書きたいけど書けない、、」「時間がない、、、」そんなお悩みをお持ちのすべての方へ向けたライティングセミナーを開催することになりました。

とにかく簡単に、誰でも、今日から書けるようになれるような講義&ワークを用意したので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

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https://writingbasic.peatix.com/

まとめ
自分と他人の価値観は違う。意見が違うことや、いまいち話が噛み合わない、思っていたのと違う反応があるときはギャップに注目する。
ギャップに注目すると、発信のネタがみつかる。

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