質問の意図ってなに?意図を考えるメリットと導き出す方法
みなさま、こんにちは。
OB訪問の前に、予め事前に質問事項を準備する方が多いのではないでしょうか。
OB訪問でその質問を聞いたとき、
社会人の方から「その質問の意図は何?」「で、それを聞いてどうしたいの?」ときつくつっこまれたことはありませんか?
質問の意図を明確にすることは、自分自身の考えを整理できることだけでなく、OB訪問でより有効な情報を得ることができ、良いこと尽くめなんです。
質問の意図を考えることの具体的なメリットと、それを考える方法を以下に書いていきます。
また、この方法はお会いするOBの方が決まり次第、行いましょう。
実際に、私が株式会社Aさんにお会いする前の事前準備として取り組んだシートを以下に貼り付けています。参考にしてみてください。
なぜ事前に質問を準備する必要があるのか?
「これを聞けば間違いなし!OB訪問の質問リスト10選」みたいな記事をよく見かけますが、その通りに質問されると、社会人側は質問の意図が見えず、「あ~当たり障りない質問やなあ~」と思います。
その結果、提示した情報をどのように生かすのか見えないため、社会人側も当たり障りのない回答になってしまいます。
具体的にどういうことかというと、
例えば、「普段の業務内容について教えてください。」といった質問一つでも、質問の意図によって、回答する内容が変わってきます。
自分は質問を通して、どんな情報が知りたいのか聞く前に整理することで、有意義なOB訪問をすることができます。
1.「OB訪問 質問」でググる
では、早速質問の意図を考えていきましょう。
まず、はじめに、ちまたにあふれているOB訪問の質問○○選などを見て、シートにリストアップしていきましょう。
このとき、自分にとって必要か否か考えながらする必要はありません。
ひたすらコピペして質問事項を並べましょう。
(例)業務内容は?ご自身の今後のキャリアステップは?入社前と後のギャップは?御社の強みは?どんな人が活躍してる?社風は?先輩と後輩との関係性は?当時の就職活動は?…など
2.質問を精査する
その質問事項を、「自分がどうしても聞きたいか否か」で振り分けていきましょう。そのとき、振り分けた根拠は考えなくて構いません。
直観で〇×を選定していきましょう。平均OB訪問は一時間ほどなので、
「聞きたい項目」に入れる質問事項は、10~15つに収めましょう。
3.質問をカテゴリー別にわける
「聞きたい」に分類した質問事項をカテゴリー別に分けていきます。
私の場合、①企業について ②業界のこと ③自分の将来像 の3つのカテゴリーに分類されました。
この結果から、OB訪問で聞きたいこととして、「企業の情報を深く知り、そこで自分が活躍できるかどうか」に比重を置いていることがわかりました。
これから、OB訪問当日に、どの点について重点的に話を聞き、理解を深めるのか方針が固まりました。
4.質問をまとめる
まとめ
私は「企業の情報を深く知り、そこで自分が活躍できるかどうか」に比重を置いていることがわかりました。
しかし、OB訪問をする社会人の方、就職している企業、精査する本人の人柄によって、何を重視したいかが変わってくると思います。
その都度質問事項の精査を行い、「自分は働くうえで何を大切にしたいのか」を把握していきましょう。
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