子どもの早退の後に思うこと。仕事と育児と家庭のバランス
今週月曜日の話。仕事中に息子の幼稚園から電話があった。
「〇〇くんが嘔吐しました」
吐いちゃったって、大丈夫か?熱中症か?詳しいことはよくわからないけれど、元気がなくて今は眠っているらしい。
明日の仕事はどうしようか。そんなふうに思いながら、車に乗り込んだ。
仕事だけして生きてるわけじゃないから、不測の事態は起こるもの。
育児に限らず、やむを得ない事情で仕事を急に休まなければならない状況になったことがある方は多いと思います。
正社員であろうと、パートであろうと、個人事業主であろうと、
家族に起因する「予測できない事態」にどのように対処するかは頭を抱えるもの。
みなさんは、そんな時にどのような工夫をしていますか?
きっと、いろんな手段があると思います。
たとえば、人に頼ること。
人に頼れなかった私が、10年以上経って思うこと
私は小学校の先生だったころ、
人に頼ることが苦手で、周囲に迷惑をかけるのが嫌だと思っていました。
今振り返ると、「必ずしも自分一人でやらなくてもいいこと」を自ら抱え込んでいたと思います。
たとえば、先生になって1年目の秋、学校の展覧会の準備のために、日付が変わる直前まで学校に残っていたことがあるほどです。
(今の自分なら絶対違うやり方をするので、何やってんの?って感じですが…)
2年目になると、
先輩教師から、「もっと周囲に頼っていいんだよ。手を差し伸べる人はたくさんいるよ」とアドバイスを受けました。
3年目、4年目と年数を重ねることで
少しずつ周りの方を頼れるようになっていきました。
ほんと、頼るのが下手だったなーと思うと同時に、
「『人に頼るために必要な力』がある」と感じる5年間でした。
(頼るマインド・頼み方・弱音の吐き方・人との信頼構築の仕方)
「今のこの状況」の中で選びうる、「ベター」な選択肢を探そう
働き方を見直す際、仕事内容や雇用形態、職場の環境、家庭や自分の時間のバランスなどを考えることは多いと思います。
でも、実はそれ以上に大事なのは、自分の考え方や心の在り方だと私は感じています。
「人を頼れない自分」の根っこにあったもの。
それは、「誰かに嫌われたくない」という恐れかもしれないし、「できない自分だと思われたらどうしよう」という不安かもしれない。
そういった自分の内面も、掘っていくと面白い発見があります。
・今の状況の中でできることを考えること
・「心」が原因になって、狭めてしまっている行動の選択肢に気づくこと
この2つに取り組むことで、
少しずつ行動が変わっていく。
「形にしたいこと」がある方へ
なかがみは、「聞く」「書く」「整理する」ことを通して、思い描いたことを形にするための仕事をしています。
何かを形にするとき、最低限必要なことは
「なぜそれをしたいのかの言語化」
「やり方を思い浮かべられる(もしくはアドバイスしてもらう)」
「心の状態を整える」
の3つだと私は思っています。
私はこの3つを揃える手段として、「頭の中が見える化」セッションをご提供しています。
頭の中に溢れているやりたいこと
やってみたいこと、アイデアを、言葉にしてみる。
実現可能な形に整えていく。
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※息子は昨日のうちに体調が良くなったので、今日は元気に登園していきました。ホッとしました。
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