クルーさんとネコカフェに行った日の話② 22番のロッカーの鍵
↑こちらを読まなくても充分楽しめます。
平日とはいえ、春休み期間だった日。
オープン直後はすごく並んでいたので、先にランチを楽しみ、もう1度並び直した。
ネコちゃんに爪で引っかかれないように、ロッカーに荷物を預けるシステムらしい。
あっ!!22番空いてるじゃん!
私はすかさず22番のロッカーを利用した。
カフェなので、ドリンクを飲むことができるのはもちろん、ネコちゃんと一緒に遊べるし、おやつをあげることもできる。
普段インコちゃんと接しているからか、以前のネコカフェの時よりも、ネコちゃんに対する扱いがうまかった気がする。
男の子のお母さんが
『ほら!このお姉さんみたいに、しゃがんでご飯あげてごらん!』と私を指さした。
え?お姉さん?おばさんじゃなくて!?
男の子とお母さんと目があったので、「しゃがんでしゃがんで!」と話しかけた。
にやにやしている32歳だったろう…。
クルーさんと「そろそろ出るかぁ」と、飲み残しのドリンクを捨てて、お会計を済ませた。
すると感じる違和感…。
あっ!ロッカーの鍵!22番!!
場所に心当たりはあった。
ドリンク捨てた時だ!あそこに財布と一緒にロッカーの鍵を置いたんだ!
すぐそこに戻ると、スタッフさんの声が聞こえてきた。
22番のロッカーの鍵をお忘れの方〜
いらっしゃいませんか〜?
わーわー!22番と言わないでくれ!
(もちろん、そういうわけにはいかない。)
「あーー、私です!私です!」
これ見よがしに、にゃんにゃん番号にした自分が恥ずかしい……!
あの人、22番のロッカーの鍵取っときながら、忘れてやんの!って思われる〜!
なんでこういうドジしちゃうの!
『誰もそんなこと思いませんって!』
そうクルーさんに励まされても、しばらく恥ずかしかったミンチョンだった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?