心の中の父親を飼いならす
この間初めてnoteでつぶやきをした。
内容は「どす黒い感情」
意味深な内容になってしまった。
次の日、私は友人に助けを求めていた。
仕事中に涙が出てきたのだ。
どす黒い感情の理由は知っていた。
友人に言うのが怖い。
でもどす黒い感情に飲み込まれそうになるのは
もっと怖い。
仕事納めでスッキリしてるところ申し訳ないけど、
友人に話してしまおう。
そしてラインに想いをぶつけた。
仕事に対する不安・プライベートのこと。
これから自分がどうしたいのか……
でもどす黒い感情の根源はすぐには言えなかった。
「きっとみんな持ってる、
それをみんなは黙って乗り越えてるはず」
つまりはプライドが邪魔をしたのだ。
「自分の人格をやめてしまいたい」
やり取りをしている内にふと出てきた言葉。
どす黒い感情が出てきた。
自分のことが嫌いすぎて、たまに思う感情だ。
友人から、「もう少し自信を持つというか、
自分を認めてあげたほうがいいと思う」
と返信があった。
どうやって自分を認めたらいいのかと聞いていた。
「小さな応援団を飼う」とのことらしい。
そのときに気づいたことがある。
「あっ、私は小さい父親を飼っていたんだ…」
父親はとても厳しい人だった。
中学受験で1校受かっても、第1志望じゃなかったことで、がっかりしていた。
「バカでも入れる」と罵倒された時はさすがにキツかった。
そして私も自分自身に対して厳しくしてしまう節がある。
「今月予算達成したけど、来月は無理かな」
「上司に褒められたけど、裏では何考えてることやら」
知らずしらずに小さい父親が心の中にいたんだ……
批判ばっかりする父親。
ただそんな父親ともいい思い出はあった。
初めて行った映画は102、父と2人で見に行った。
流星群がたくさん見れた日も車の中で父と2人で見た。
両方とも今でも覚えている。
よく「面倒見いいよね」と言われるが、
それはきっと父親ゆずりだ。
批判ばかりするのも面倒見がいいのも、
父親の一部だし、私自身だ。
これからは心の中の父親をうまくコントロールしてみよう。
それでもどす黒い感情に飲み込まれそうになったら、正直につらいって言おう。
父親のいいところ、もっとさらけ出していこう。
自分のいいところ、じゃんじゃんさらけ出していこう。
P.S.2021年、noteに出会って、
素敵な体験もありました。
2022年もたくさんエッセイ書かせていただきます。
よろしくおねがいします。