昨日後輩に熱弁していたこと① おいしいものを食べる幸せ
私は思うんだよ。
『おいしいものをおいしいと言って食べることができる』ことが、この世で一番幸せなことなんだよ。
昔ね、“おじいちゃん”って呼ばれていた人がお店にいたんだけどね。
店長だった私は、あそこの惣菜屋さんのコロッケがおいしいって言ってたんだ。
1個60円で売ってるけど、夕方から50円になるの。
そしたら“おじいちゃん”が、私と一緒に入っている日には必ず、7時過ぎになったらニコニコしながら
「コロッケ買ってくる」って言ってくれるの。
で、“おじいちゃん”はコロッケを2つ買って戻ってきて、私に1つ渡してくれたんだ。
私と“おじいちゃん”はバックヤードで一緒にコロッケを食べたんだよ。“孫とおじいちゃん”の完成だね。
どこからどう見ても“孫とおじいちゃん”だよね。血は繋がってないのに。
私はおいしいコロッケを食べながら思ったんよ。
『これを◯◯に食べさせてあげたい』って。
ミサイルとか戦争とかにお金を使うんじゃなくて、みんながおいしいものを食べたり、好きなものを買ったり遊んだりすることに、お金を使ってほしいって。
『一緒に食べれておいしいね』
『50円でこんなにおいしいの?』
『いつもありがとう。今日忙しかったやん?ちょうどおなかすいてたのよね〜。』
一緒に食べる人がいて、こんな会話ができるのが幸せなんだよ。
P.S.一通り話し終えたら、「何語ってるんだろう」と我に返ってました(笑)