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十六夜杯、短歌部門。まさかのコナン一色に…

短歌部門にも参加しますよ。
秋の句、秋の句〜。

まず1句目。

そばにいる キミとの想い 謎めいて
十六夜の月 祈りを届けて

GARNET CROWさんのMisty Misteryをイメージして詠みました。十六夜を“いざよい”と読めるようになったのはこの曲がきっかけ。
まさかお酒にこれがあるとはつゆ知らず、「何て読むかわかる?」って聞かれたときに、
迷わず『じゅうろくちゃ!』と読んだあほです(笑)

十六夜杯というタイトルを見た瞬間この曲を思い出しました。

名探偵コナンのオープニングの主題歌で、
サビのところで新一や蘭、警視庁の刑事たちもが
一小節だけ歌うのが印象的。
こちらのPVも外国人版GARNET CROWが写っていて、“もう1人の自分”が投影されている感じ。

短歌では、昔から幼なじみで今はコナンと蘭として
ずーっとそばにいるのに、お互いの想いをなかなか伝えられない新一と蘭に重ねてみました。
(今は付き合ってるけどね!)
ミステリーですし、コナンなので謎って単語は絶対入れたかった句です。

秋の句って考えてたら
まさかのコナンネタでもう1句できちゃった。

帽子取れ 私の髪色 キミにバレ
イチョウの様と 素直に褒められ

コナンの使う秘密兵器(麻酔銃やスケボーなど)を開発する阿笠博士の初恋の話です。

相手の女の子はハーフで、頭は金髪でした。
コナンにはハーフでいじめられる子が何人かいます。例えば灰原哀。彼女は組織の指示でアメリカにいた頃、東洋系の顔でひどいことを言われたそうです。
あの、国宝級のイケメン(笑)である安室透
(本名:降谷零)でさえも、子どもの頃、肌と髪色が周りと違うことによって、クラスメイトと毎日ケンカをしていました。
博士の初恋の相手も例外ではなかったのです。

彼女はずーーーっと帽子を目深にかぶることで、
金髪の髪の毛を隠していました。
ある時、風で帽子が飛んでしまった時、
みんなと違うから髪の毛を見ないでほしいと
博士にお願いします。
クラスメイトの様にからかわれると思ったからです。

でも博士は、
僕は好きだよ。だってイチョウの葉っぱみたいでキレイじゃない!」と素直な意見を言います。
このことがきっかけで彼女はブランドを立ち上げます。もちろん、2人は両想いです。

え?フサエブランドって現実の世界にもあるんだ?

もうここまで来たら、
コナンネタで3句目行くっきゃない!

イチョウ並木 雨に降られる あの女(ヒト)の
10年越しの 約束果たして 

ちょっと字余りだけど、まさかの詠めた!!
解説しますね。

博士と初恋の女性が40年振りに再会する数時間前、
蘭と園子はあるブランドの行列に並んでいます。
園子は蘭がブランドものに並ぶって珍しいと言います。
蘭は、もう忘れてると思うけどある女性と約束したのと昔を懐かしみます。

10年前、雨宿りをしていた蘭。
そこへ女性が傘を貸してあげます。
「そんなことしたらおばさんが濡れちゃうよ?」
と蘭は心配します。
女性は「今日は濡れて帰りたいから」
と蘭に傘を渡そうとします。

それでも心配する蘭に、
女性は1つ提案をするのでした。
「大きくなったら私のブランドの商品を1つ買うこと。ヒントはイチョウの葉っぱ。今はまだ有名じゃないけど、おばさんがんばっちゃうから」

この女性が誰なのか、ここまで読んだ名探偵さんなら、分かると思います。
別に約束を守らなくても、忘れていてもいい。
そんな想いで蘭に傘を渡したと思いますが、
蘭はしっかりと覚えていたのでした。

ブランド好きの灰原哀曰く、
フサエブランドはリーズナブルなものも売ってるらしい。

………好きなもので1句っていいですね!
ちなみにここで出てくる話は
「イチョウ色の初恋」という話です。
ぜひチェックしてみてください!

趣味一色の短歌もいいじゃない!
皆様も詠んじゃいましょ!


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