アメリカ製保健室 #毎週ショートショートnote
あぁ、熱っぽいかも。
友達に連れられて保健室に来た。
「失礼しまーす。」
Hello, Miss Oda! What's up?
この人は英語教師じゃなくて保健の先生であってるのかな?
普通科の高校。しんどい状態の生徒が英語を理解できると思うのか…。
ここは保健室か?というぐらい違和感もある。
白を基調としそうなものなのに、赤とか茶色とかの壁。白黒の床。星条旗も飾られてて、ハンバーガーショップみたいなイメージ…。
小田っち、とてもしんどそうなのよ。
友だちが言うと、先生は、
Alright! Can I touch your face,OK??
その英語合ってるのかな?と思いつつも頷いた。
おでこ、首に手を当てた先生。
『熱、あるねぇ、1時間ここでおやすみして、それでも熱下がらなかったら病院行こうか。』
日本語しゃべるんかい!と突っ込む余裕もなく、ベッドに連れられて倒れ込むように寝転がった。
また来るね!と友達は保健室を出た。
TVにはフルハウスが流れていた。
フルハウスはアメリカのコメディみたいなやつです。とはいえ、私も笑い声ばかり印象的であまりよく知らないんですけどね。
ちょうど昨日の晩から耳が痛くて、ちょっとだけダルいです。
そういえば保健室もよく行ってたなと懐かしく思いつつ書きました。
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