メルカリの値段設定の4つのコツ
私はブランドや貴金属を買取・販売するお店の店長をしています。
中古品って難しいです。
理由は2つです。
①全く同じ状態のものはないから
同じ商品でも、状態によって違ってきます。
例えば財布を例にすると、財布の角のスレ具合や、小銭入れの汚れ具合は使う人によって変わってきます。モノが大きくなればなるほどこの違いが出てきます。
②定価の◯%と決まっているわけではないから
中古の相場はナマモノみたいで、上がったり下がったりします。需要と供給の関係ですね。
ドラマで使用されたものと同じのが急に人気になり、中古相場が上がるなんてこともしばしばあります。
「中古は買った時が一番高く、そこからどんどん価値は下がっていく」とも、よく言われています。
使い方・商品の人気具合によって違ってくるので、“定価の◯%”とはっきり決めれないのです。
メルカリで中古品を出品するということは、
①世界で1つしかない(全く同じ使い方ではない)商品に値段をつけるということ
②その値段はナマモノで変動するらしいということ
なのです。
私は600点以上メルカリで売った実績があるのですが、値段決めも600回以上行ってることになりますね。ちょっとゾゾッとします。
では、どうやって値段をつけたらいいのでしょうか。今回はそのコツをお伝えいたします。
こちらを例に出してみます。
こちらはQ-pot.のおばけちゃんのネックレスです。
頭についている猫耳は取り外しが可能で、おばけちゃんだけでも使えます。
さて、これを出品するとしたら…値段を決めてみましょう。
みんながいくらで売っているのか調べる
“相場はナマモノ”とお伝えしましたので、感覚で◯円!と決めてしまうのはオススメしません。
その金額が安すぎると、業者さんや転売ヤーさんに即売れしまいますし(必ずしも悪いことではないです。)、高すぎるといつまでも売れません。
まずは、メルカリでいくらで売れているものなのか、調べてみましょう。
メルカリのアプリを開いて、ホーム画面にある検索窓に「Q pot おばけ ネックレス」と検索してみましょう。
正確には“Q-pot.”の表記なのですが、“Q-pot”や“Qpot”などとタイトルに設定している人もいますので、スペースで区切って検索するとヒット数が多くなるイメージです。
同じく“おばけちゃん”も“おばけ”と表記している人もいるかもしれないので、おばけと検索しています。
いっぱいヒットしました。この検索結果にヒントが隠れています。コツを4つ紹介します。
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