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体育の日に思い出すあの歌

土曜日の昼下がり。
メルカリの梱包をしていると鼓笛隊の音が聞こえてきた。
「うわー、運動会だね。私も鼓笛隊の指揮をしたことがあるんだよ〜!」と理解ができるかわからないインコちゃんに話しかけていた。

そういえば運動会といえば、「運動会の歌」。
去年みんカレでさらっと書いたのですが、どなたからも共感を得れませんでした。

それもそのはず。この歌は和歌山でしか歌われていないから!絶対全国区だと思っていた私は、今年妹からそのことを聞いてショックを受けた。

開会式では、「緑の風に朝を呼ぶ」
閉会式では、「燃える大空明日を呼ぶ」
とちょっとずつ違う歌詞。
閉会式の方の歌は少しさみしい感じがある。

どうして和歌山だけなの?と思って調べると知らない背景があった。

紀州大水害があり、災害に負けずに元気になってほしいという想いがあったとは…。

紀州大水害の話は聞いたことがある。
確か、小学校の担任の先生が子どもの頃体験していた。子どもだったから悲惨さがわからず、「うわー!牛が流れてる〜!」とキャッキャしていたとか。
祖母が押し入れを開けると、その中に魚がピチピチしていたとか。
こうして文字に起こしてみると被害の大きさがわかる。

コロナ禍をきっかけに歌う小学校が減ったと言うことをこの記事で知った。
私の母校では歌われているといいな、と鼓笛を聴きながら思った。


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