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リサイクルショップの店員さんの立場になって考えると、少し高く売れるかもしれない説①

リサイクルショップは、不要なものを一気に片付けることができるのでとても便利です。
しかし、「あれ?思ったよりも安かった。」とか、「これは“買取不可”って言われちゃった」などがあって、リサイクルショップに売るのをやめちゃおうと考える人もいるのではないでしょうか?

私はリサイクルショップほど大きくはありませんが、買取のお店の店員です。
リサイクルショップの店員さん目線でもし考えることができたら、以前よりも高く売ることができるかもしれない!と思い、紹介させていただきます。

まず前提として…基本的に買った時よりも値段が高くなることはない!
①リサイクルショップの在庫状況を考える
②リサイクルショップの個性を見る
③ほんの少しキレイにして査定しやすくする

今回は①をご紹介


まず前提として…基本的に買った時よりも値段が高くなることはない!

多少使用したバッグを売りに行きます。
「これ、買ったときぐらいらいで買い取ってもらいたいな…」と言うのはまず難しい。
このことを頭に入れてほしいんです。

中古品が安いのはなぜでしょうか?
多少なりとも使用感があるから・流行りじゃなくなったからですね。
では、リサイクルショップがお店としてやっていくにはどうすると良いでしょうか?
利益を上げることですね。

利益を上げるには、売れる想定の値段よりも安く買い取らないといけなくなります。
中古の売価の相場は、定価よりも低くなる。
→買い取る金額は、中古の売価よりも低くなる。
→買取金額は買った時よりもかなり安くなる可能性が出てくる!
こんな構図になります。

金相場が高騰しているように、必ずというのはないのですが、基本的は多少なりとも使ったものが買った時よりも高くなるのは極めて難しいです。


①リサイクルショップの在庫状況を考える

前回、着なくなった衣類を売るのに、季節が重要だということをお伝えしました。

コツは季節に入る前に売ること、例えばもうすぐ暖かくなるだろうな〜という時に春物を売る。もうすぐ暑くなるな〜という時に夏物を売るって感じとお伝えしました。

なぜでしょうか。
それは、リサイクルショップの店員さんの立場になるとわかりやすいです。

現在10月。店頭のレイアウトはハロウィン1色になっていることでしょう。
「やっと涼しくなってきたな。衣類コーナーは売れなかった半袖を片付けて冬服を並べていこう。」
そんな時に、夏服の買取が来ました。

店員さんの頭の中はこうです。
「夏服のシーズンは終わったから、買い取ったとしても店頭に並べるのは来年の夏前…。これらをどこに保管しておこう…。」
おそらく片付ける夏服と一緒に保管する“在庫保管”確定になるかなと思います。

次の夏に必ずしも売れるとは限りません。
「在庫として保管するのであれば…安く買い取っておこうか…。」
こんな流れで安くなることは多々あります。

逆に
「うわ!これからのシーズンにピッタリ!ぜひほしい!」という商品であれば、店員さんはがんばって値段をつけます。

季節ものを売る際は、これからリサイクルショップで売れるものなのかを考えてみると少し高く売れるかもしれません。


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