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今年も実体験漫画がアツい!
ついつい見てしまう土井真希さんの漫画。
フェイクが入っているとはいえ、どんどん読み進めてしまう中毒性を感じる。
事実は小説より奇なり。
とは言い得て妙だ。
実際に自分の身には起きてほしくない、でも何だか気になる・覗きたくなる…。
こういうあり得ないようなあり得る話が、人々は気になっちゃうものなのだろうな。
では、土井真希さんの現在連載中の漫画をご紹介!
①ネットに毒されすぎた兄の末路
どこにでもいそうな大学生、栗太。
何不自由なく、ご両親に愛されて育った大学生だ。
しかし彼はネットの様々な情報に支配され、偏った考えに凝り固まっていた。
その考えで家族がバラバラになったり、自分の首を絞めることになることも知らずに……。
これはどの人にも起こりうる話だと思った。
情報社会、SNSを誰でも使える時代。
だからこそ100人いれば100人の答えがあるし、繋がりを強く強く求めたくもなる。
そこにつけ込んだり少しボタンを掛けちがえると、目の前の大切なものが失われるかもしれない。
そういうのを考えさせられると思います。
②アンティークドールの面の下
愛する夫と飲食店を営んでいる宇美さん。
ある日、2人の大学の同級生の杏さんがお店を訪ねてくる。
杏さんに誘われて同窓会に行こうとする宇美さん。
しかし、夫:空さんはものすごく不機嫌になる。
この話は………とにかくサイコパス(笑)
こんな人いるんだ?と思う一方で、それぞれの登場人物の立場になったら私はどうするだろうか?と考えさせられる。
でも突っ込みどころもたくさんあり、読み応えはめちゃくちゃある!
どちらも完結はしてないが、読みたくなるなる。
今度、栗太は、宇美さんはどうなっていくのか?
そして読み進めると、主人公だけでなく、別の人の視線もわかってくる。
土井真希さんの取材力・傾聴力が素晴らしいと感じる。
他の人のもあるので、人のゾゾッとしたところを覗いてみては?