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迷惑をかけてもいいんだよという言葉が私を救った話
続きものになります。
しかし、前半はとっっても暗いですし、
読まなくても楽しめるように書きますね。
↓一応前半
ここ1週間、私は本当に暗かった。
朝だろうが晩だろうが
1人でいる時間は泣いてしまう。
精神大丈夫?って状態だった。
もう浮上できない、今回は無理だ。
とまで思っていた。
そんな精神真っ只中に
後輩店長から電話が掛かってきた。
業務についての質問だった。
きっかけは忘れたが、
途中から私の愚痴を聞いてくれていた。
またふと涙が出てくる。
「大丈夫ですか?そんな状態で耐えるくらいなら、有給使って2週間くらい休んじゃえばどうですか?」
半分冗談だろうが、半分本気で言ってくれたかもしれない。
このご時世に2週間も休めば店が回らなくなる。
特に1人体制の店舗だと別店舗からヘルプを用意してもらわないといけないではないか。
「むちゃ言わないでよ」と答えていた。
すると、
「きっと1人で考えすぎてるんですよ。
うちのアルバイトさんそっちに行かせますね」
と言ってくれた。
私は「そんな迷惑かけられない」と断ったのだが、
次の営業日にはアルバイトさんのヘルプがやってきていた。
このアルバイトさんと私は仲がいい。
久々に会えてうれしかった。
でも後輩はどこまで話をしているのだろう?
「何かね、〇〇ちゃん(私)が元気ないってことと、1人でやることたまってきてるみたいだから、
ヘルプいけますか?って言われたよ。
遠いけど〇〇ちゃんだから来たんだよ~!」
どうやら詳しい話はしていないらしい。
遠いのに来ていただいたことが本当にありがたい。
お仕事以外のどうでもいい話を交えつつ、
ずっとやりたかった業務をすることができた。
1人じゃなかなか進まない業務ってある。
小さなお手伝いでも本当に助かった。
サスペンスドラマの話を熱弁している瞬間、
お客様が来店された時は焦ったけど(笑)
途中、実はこんなことがあって…と
元気がない理由をアルバイトさんに打ち明けていた。
やっぱりアルバイトさんっていいなぁ。
特に店長1人で黙々と考えているときに
そっとそばにいてくれる存在って本当にいい。
仕事終わりに後輩から電話。
「どうですか?進みましたか?」
私は「やりたいこと集中してできたよ。ありがとう。」と答えた。
すると、
「ちょっとぐらい迷惑をかけてもいいんですよ。」
と言ってくれた。
「甘えてもいいんだよ」という言葉よりも
しっくり来る言葉だった。
あとでこんなメッセージも来ていた。
みんな人に迷惑をかけたらいけないって心情があるから、裏を返すと人に迷惑をかけられるのを望んでいない気がするんです。
自分は人に迷惑をかけないように努力しているから、あなたも迷惑をかけないようにすべきと。
だから、自分も迷惑をかけるときがあるのだから、人の迷惑も許そうとみんな切り替えて考えていけたら……
※ちょっと要約してます。
ここ1週間悩んでいたものがふわ~と軽くなった感じがした。
人は「迷惑をかけちゃダメ」って言われて育つ。
だからか、「自分はダメだ、どうすることもできない!」っていう時でさえも、
「“ツラい”なんて言ったら周りが悲しむから言っちゃダメ」とか
「こんなことを言ったら周りはどう思うのだろう?ドン引きされないかな?」
と考えてしまう傾向にあるのではないだろうか。
ツラい時にまで人のことを考える必要はない。
本当は爆発寸前でうまく吐き出すのが一番いいけど、そんな完璧な人なんていない。
たまには迷惑をかけてもいい、
迷惑をかけても笑って許してくれるような人が
そばにいればいい。
人をキズつけたり、痛みつけたりみたいな迷惑は
もちろんダメだが、
「これって迷惑かも」と思っていることが
案外迷惑じゃないのかも。
支え合って生きていくのが人間だから、
勇気を出して迷惑をかけてみるのも1つかもしれない。
↑こちらも何だか今回の記事に
通ずるものがある気がします。
よかったら読んでみてくださいね。