電子書籍市場
まず最初に申し上げておきます。SNS上や巷には
「あなたも電子書籍出版で不労所得を得る!」
「電子書籍完全攻略法」
「電子書籍で月10万獲得する方法」
「電子書籍で夢の副業生活」
「電子書籍大全」,,,etc
などのたくさんの書籍や情報などが溢れています。
ここ数年電子書籍市場は、順調に拡大し2019年度の市場規模は
前年比22.9%増となっています。
電子書籍・電子雑誌の市場規模予測
MarkeZineニュースより引用
電子書籍と電子雑誌を合わせた電子出版市場は3,750億円に。2020年度以降の日本の電子出版市場は今後も拡大傾向で、2024年度には2019年度の1.5倍の5,669億円程度になるとも言われています。
また、数年前からの日本政府が副業を推奨していることと、やはりコロナ禍により、様々な経済的理由で副業にトライする方が急速に増えていることが影響していると思われます。
電子書籍出版にトライされる理由とは
副業には様々な業種がありますが、やはり毎日通勤する必要がなく自宅でもどこでもパソコン1台あれば即業務にあたれる業種が人気です。例えば、、
・ブログによるアフィリエイト
・YouTubeなどの動画配信による広告収入系
・noteなどのSNSプラットフォームを活用した物販系
そして、電子書籍の出版系となります。
この中でも電子書籍出版は、他と比べると少々特殊で敷居が高い印象を持ちますが、実は想像よりもとても手軽で出版費用も掛かりません。また、出版後にAmazonなどでランキング上位に入るなどすると、これらの背景を知らない方々からすれば、相当な権威性を感じる分野でもあります。
有名人ではない我々にとって、ブログやTwitter、facebook、Instagramなど大半の媒体は影響力を高めようとすると、自分自身で様々なプロモーションを行うなどして客を連れてくる必要があります。
その為、アカウントを取得し、記事などを投稿してみたものの最初はフォロワーなどが少ないため、ほとんど反応がないまま時間だけが経過し、結局マネタイズなどは進まず、仕方なく諦めてしまう方が大半です。要するに無人島に店を構えたところで、当然何も起きないという状況となります。
それに比べ電子書籍出版先の代表ともいえるAmazon Kindleなどは、出版者が客を連れてこなくても、Amazonの莫大な集客力を活かせるため、出版さえすれば、客はすでに存在するため購入していただける確率は格段にアップします。
そういった理由により、実はしっかりと調べてみると他の媒体よりも格段に手軽で、収益化への道は格段に他の媒体よりも早いといえるのではないでしょうか。
ただし、勘違いされやすいのが出版は実に簡単です。Amazon kindleなどを例に挙げますとAmazon kdpという出版専用の管理サイトが用意されていますので、必要事項などを入力後、Wordなどであらかじめ作成した記事データをアップロードすれば基本的には出版が完了します。ですが、販売数を伸ばすとなると話は別です。
いくらAmazonに客が集まっているいっても数ある書籍の中から、あなたの書籍に興味を持ち、数ページの試し読みでさらに興味を持ち購入してくれるかは書籍の表紙、タイトル、そしてレビュー数などを見て購入に至るため、出版は簡単ですが、売れるかどうかは、、、ということを念頭に置いておく必要があるといえます。
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