独立も屋号も、決まる時は勝手に決まる。
※)2021年2月、本アカウントを個人用から事業用に変更しました。
この記事は個人アカウント時代に民ノ布の中の人が書いたものです。
私は普段『イワサキケイコキカク』という屋号で衣類や繊維関係の企画運営をしています。
イワサキケイコは私のフルネームなのですが、なぜこの屋号で会社を立ち上げることになったかを書いていきたいと思います。
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まず最初に。私は、学生時代から今に至るまで、ファッションデザインやファッションビジネスついての教育を受けたことがありません。
会社員時代はコンプレックスでしかなかったこの事実が、後々長所に変わっていくのですが、強みだと思えるようになったのは最近の話。
社長や先輩、取引先や工場の皆さんに助けられながら、無知ながらもなんとか商品企画と生産管理の経験を積んできました。
新卒で入社したのは、京都のテキスタイルブランドであるSOU・SOUの運営会社でした。
入社当時はブランド立ち上げ直後で、ブラックながらも刺激的で楽しい毎日…。
(栄養ドリンクを飲む当時の先輩)
定年まで勤めあげる気満々だったのに、おかんがネットワークビジネスにハマり無一文になるという、ちょっと変わった家庭の事情で地元に帰らざるを得なくなったのが2012年。入社から8年が経っていました。
地元で再就職出来る気がしない…と泣きついた私に、社長が言った一言。
「独立したらええやん。岩崎恵子企画や。」
一瞬で、私の独立と屋号が決められてしまいました 笑
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言われた瞬間は「そんな自己顕示欲丸出しな屋号絶対嫌だ」と思っていたんですが、電話出る時そのまま「岩崎です」って受け答えできるし、名前もすぐに覚えてもらえるしいいかもなと思い始め、結局この名前に決定。
カタカナに変えたのは、漢字より引っ掛かりがあって記憶に残りやすいかなと思ったので。
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そうは言われたものの、「自分にそんな大層なこと出来るはずがない」と結論が出せぬまま退職…。
ハローワークに通うも、2012年は景気の谷と言われた時代。予想通りアパレル関係の求人がありません。
そんな時に、現ビジネスパートナーである伊藤洋志、そして彼が書いた本「ナリワイをつくる」に出会います。
つづく。
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