ワーキングプロダクトにおける新機能の追加とオンボーディング-Slackを見て
Slack Connectを見て、その機能オンボーディングがよかったのでメモ
サイドナビ
左から状態による、NEWタグの変遷である。
サイドナビは上部に主要なチャット、スレッド等を見るための機能が並んでいるが、このNEWタグは上部にあるのでとても目立つ。
サイドナビの横幅可変がついた事で、このタグが見れるか試したが
ちゃんと3点リーダーでナビゲーションは省略された。(図中央)
上部に主要機能を集中させる事は、普段使いの目の置き場になり、
新機能追加などに敏感ではない僕の目に確実に入ってきた。
これだけでも、とてもスマートなオンボーディングだと感じた。
主役(メッセージの送受信)を殺す事なく、確実に目に入り、UI上のロジックも崩していない。
機能追加はプロダクトを作る側にとっては、ぜひ見て欲しいトピックスであるが、それが厚かましい程に主張されると嫌気がさしてしまう。
これは、自戒も含め常に考えさせれる視点だ。
機能ページ
機能を使っていないユーザーは、最初にこのページを見る事で
機能の全体感を把握する
最初からすべてを説明せず、まずはこういう機能だという事が直感的に理解できる。読む事が嫌にならない文字量とイラストで認知負荷が低い。
そして、下部には機能を使うCVボタンが存在する。
言ってみればLPのような構成かもしれない。
そして、さらにディテールを知りたければ、"See how Slack Connect works"からスライダー形式のオンボーディングが立ち上がる。
この流れるようなオンボーディングを見て、
まったく嫌味がなく、自然にこちらが能動的に情報を得れた事に感動した。
今まで自分が作ったオンボーディングに反省しつつ、引き続き機能を追加するってこういう事だという、なんというか正解を見せられた気がして世界との差はとても大きいなと感じる今日このごろでした。
引き続きがんばります。
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