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本「自分を磨く方法」


読んだきっかけ

  1. タイトルに惹かれた
    この本を見たときに、「自分を磨く方法ってなんだろう?」と、疑問に思ったので、読んでみました。誰かに、「自分磨きをしたいんだけど、何したら良い?」と聞かれても、返答に困りますよね。そんなときに、どうすればいいかという答えも知りたかったのかもしれません。

  2. なにかの本で、参考文献として載っていた
    確か、本”夢を叶えるゾウ”の参考文献だったと思います(間違っていたらごめんなさい)。参考にされている本も読んでみることによって、より本の理解が深まるのではないかと考え、読んでみました。


気づいたこと

逆境を乗り越える方法は?

本曰く答えは、「解決策を考える」ということです。
いやいや、そんなの当たり前じゃんと思ったあなた。僕も思いました。た
だ、僕自身が受け取った著者のメッセージとしては、
「じゃあ、できているの?」
ということです。逆境に出会った際、まずは解決方法を探します。僕の例だと就活。大学4年生の12月頃の話です。内定をいただいていた企業から送られてきた雇用内容を見ると、企業説明会で話していた内容と、全く別の内容になっていました。なので、すぐに辞退し、新たに就活しなおしました。ですが、どうしたら良いかわかりません。新卒のサイトを見ても、来年度の就活生に向けたサイトに変わっており、内心「もうだめだ...」と諦めました。
ですが、そこで立ち止まってもしょうがないです。解決方法を見つけるために、まず悩みました。個人的には、悩むということについて良い悩み方と、悪い悩み方があると考えています。
良い悩みは、前に進んでいる実感があること。例えば、自分だけで考えず、周りに頼ってみる。図書館で、参考になりそうな本を読んでみるなどです。悪い悩みは、考えても前に進んでいない状態のこと。ただモヤモヤと考えているだけのことです。僕は、友達や教授に悩みを話すことで、以前ボランティアでお世話になった施設を訪ねてみるという選択肢が増え、その施設に就職することができ、逆境を乗り越えることができました。
この解決策を考えるという項目を読んだとき、「自分の過去を振り返ると、解決策を考えるとはいえ、投げ出してしまったり、挫折して動けなくなってしまったな」と振り返ることができました。解決策というのは、すぐ目の前に現れるわけではないんですよね。


失敗を恐れないためには?

本曰く答えは、「失敗前提でやってみる」ということ。
いやいや、失敗が怖いのに、失敗前提でやってみようってそりゃないでしょと思ったあなた。僕も思いました。この項目を読んで僕が考えたのは、練習で失敗前提でやってみるということなのではと考えました。なぜなら、本番って自分にとって大事な場面ですよね。周りからの自分への評価が決まる・昇進が決まる・クロージングが決まる等。そんな失敗できない状況で「失敗前提でやってみよう!」なんていってられません。だからこそ、練習では沢山失敗して、成功へ近づけようということなのです。
例えば、バスケットボール。試合では、1本シュートを入れるかどうかが、試合の勝ち負けを左右します。なので、シュートを入れるか外すかは大問題。しかし、練習ではいくらシュートを入れられなくても、文句を言われません。なぜなら、まだ勝ち負けを決める状況ではないから。もし、練習でシュートを決める率が100%に近づいたら、本番で緊張したとしても、シュートを外す不安は、練習をしていないときと比べて少ないです。なので、本番の失敗の恐れを回避するために、練習や準備を整えるということが、解決方法だということに、改めて気づきました。


将来が不安...の対処方法は?

本曰く答えは、「ネガティブなイメージをしない」ということです。
なぜなら、人はイメージした方を現実にするよう無意識に行動するので、ネガティブが叶ってしまうのです。この項目は、とても共感しました。例えば、初出勤日。明日忘れ物しないよね?と不安になる自分がいるとします。すると、なぜか忘れ物をしてしまうのです。しかも、そういうときに限って、本人確認証とか印鑑とか大事なものを忘れる。逆に、準備OK!と、自信満々の自分がいるとします。とはいえ、念のため持ち物の確認をしてみる。すると、気づけなかった忘れ物に事前に気づくことができた。結果、初出勤に忘れ物無しで向かうことができた。そんな経験ありませんか?僕はよくあります。
勿論今の世の中は変化が激しく、先が読めないからこそ将来が不安に感じてしまうのはしょうがないです。だからこそ、今できることがあるのではないでしょうか。自分がなりたい姿を想像する・資格勉強を始めて見る・いつ亡くなるか分からない祖父母に挨拶に行ってみる。極論、明日死んでしまうとしても後悔しない選択を、今からしておきたいですね。


これから

立ち止まっても前に進む

僕は今、接客業の高ストレスによって、休職しています。休むことは大事ですが、復職しても結局同じ環境に戻ることになるので、また休職してしまうかもしれません。その未来があらかじめ分かっているからこそ、できることがあると思います。転職のための自己分析や面接対策・在宅ワークを探す・資格勉強をする。でも、ちゃんと休む。例えば、睡眠を確保する・食べたいものを食べる・ゲームをする。昨日は夕飯にかけそばを作って食べました。生姜を入れたらとっても美味しくて幸せでした。あと、最近ドラゴンボールのゲームを買い、少しずつストーリーを進めています。立ち止まりつつ進むようなメリハリをつける解決策が、今の僕に合っているみたいです。

練習を重ねて成功に近づく

僕は本気の趣味として、バンド活動をしています。でも、昔からやってきた曲ほど、慣れていることがミスに繋がったりします。だからこそ、家で練習するときには、丁寧に練習することを意識しています。
バンドとしてライブをすることの成功は何なのでしょうか。僕は、バンドも来ていただいたお客さんも運営スタッフの方も満足のいく演奏を作ることだと考えています。そのためには、ハチャメチャな演奏をしては楽しめません。できていると思っていること程、丁寧に練習するように、これからも努めていきます。

なりたい自分を想像する

僕自身がなりたい姿は、「自分の知識、経験を共有することで、1人でも多くの人が生きやすい世の中を作る人になる」ということです。じゃあ何するの?という所ですが、カフェを開いたり、コワーキングスペースを整えたり、図書館を建てたりしたいです。しかし、そんな資金はないので、まずはこうやって発信しています。地道な道のりですが、前へ進むことで、何かしら未来は変わってくると信じています。僕の夢が叶うよう精進するので、皆さんも頑張ってください。もしよかったら、皆さんの夢も教えてくださいね。


この本が伝えたかったことは?

僕がこの本を読んで感じたメッセージは、「当たり前に思うシンプルなことを行い続ける。結果、それが自分を磨くことに繋がっていく」ということです。
本を読み始めたときは、知っている・当たり前な内容が多く、新しい発見を感じず、すぐ読み終えて捨ててしまおうと思いました。しかし、冷静になって読んでみると、知っていても実際にできていないことばかりだと気づいたのです。人として輝くためには、やはり知ること・行うことが一体になることが大切ですね。そんなことを教えてくれる本でした。

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