TC東京レガシーのガラパゴス化現象~ローグ増殖の弊害~
こんにちは、みねすとです。
今回はよくある「地域メタ」の話です。
今回の記事には実在の人物、もしくはコミュニティに対する侮蔑の意味は一切無く、あくまで晴れる屋トーナメントセンター、レガシーのメタゲームに関する話としてお楽しみください。
唯一神タカノシゲキ
まずはTCでのレガシーを語るために欠かせない人物がいます。それ現レガシー神で晴れる屋勤務でほぼ毎日大会に出ているタカノシゲキです。ぶっちゃけTCのレガシー民で一番強いです。340/365は晴れる屋にいます。居ない日は別店舗で大会に出ているか、実家に帰っています。
彼は主にURデルバーか偶にエルフを使います。概ねデルバーです。大体3-0します。参加費無料で2kポイントもらってます。デルバーを使うシゲキに有利なコントロールや非青フェア。それに有利なコンボという風に、シゲキがいるからTCのメタゲームは正常なものとなっていたといっても過言ではありません。しかし、最近異変が起こり始めました。
シゲキが他のフォーマットにも出るようになったのです。
神は大会が無料なので、別の神イベント前にはモダンやパイオニアをやっています。これが意味することは意外と深刻であり、一番上手いURデルバーの遭遇率が下がることにつながります。また他にもURデルバーを使う人は何人かもちろんいますが、シゲキの出現頻度には勝てません。それにもともとTC平日はデルバーはそんなにいません。
結果おのずと減るデルバーそこにもう一つ、ある現象がTCレガシーを襲います。
台頭するローグ、忍び寄る一万円
新しく魅力的なカードはみんな使いたい。それはもちろんいいことです。
1万円レガシーも試みとしては新規層が増えていることに繋がっているので大変好ましいです。最近はそれらのユーザーがTCでも見受けられとてもいい傾向にあります。
しかし、その両方が、コンボに、弱い!!!!!!!!!!!!!!!
特徴としてまずデルバーに勝とうがここ数年のレガシーでは至上命題とされてきました。それはそうです。強いんだから。
また、コンボの攻略は実は難しく
早いクロック
打ち消し
ハンデス
置物
この中の二種以上もしくは複数の置物が用意できないと簡単に乗り越えてくる傾向にあります。
それはそうです。コンボ側も負けたくないですもん。
しかし、これらの実現はかなり難しく、逆に実現すればそれだけデッキとしての完成度が高いことの裏付けでもあります。
しかし、新興のデッキはそこを軽視しがちです。それらが噛み合った現在のTCレガシーは
大コンボ時代の到来です。石を投げればANTに当たる。ドゥームズデイやスニーク、リアニが闊歩するガラパゴス環境です。
デルバーに強いデッキはコンボに不利がつくことが多く、1kill2killされていくデスタクやLandsは涙を流しながら《精神壊しの罠》や《外科的摘出》に祈り、コントロールはマッチ運に祈り、相手の引きが弱いことを願う。それに頼みの綱のシゲキもコンボに絶対勝つわけではありません。
コンボが増えることを悪いとは言いません。しかし、みんなもうちょいコンボ対策頑張ろうよ。デルバーばっか見てもしょうがないよ。
が、しかし、それはそれとして私自身はデルバー擁護派ではない為、デルバーが減るのはぶっちゃけどうでもいいです。ただコンボに黙って負けて、ローグだからとか、一万円だからとか、言い訳してデルバーやコントロール対策ばかりとっても、それらがいなくなったその先にはコンボだらけの世界になってしまうだけです。
それはいかがなものなのかと、思った次第であります。
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