今日の聖教(20231102)
20231102寸鉄(選)~
毀誉褒貶に左右されては大善人になれない―牧口先生。広布の大道を邁進
20231102名字の言(切取)~
父を折伏した母から学んだことが大きいという。
父は信心に大反対だった。母のモットーは「振る舞いの信心」。年月を重ね、「あの会社の発展は夫人の支えあってこそ」と周囲の見る目が変わり、父の偏見が解けた。頑固な父も入会後は一転、友好対話に歩いた。
社会にどんな風が吹き荒れても、誠実な行動が生んだ信頼は崩れない。「教主釈尊の出世の本懐は人の振る舞いにて候いけるぞ」。この一節を拝するほどに、仏法が説く〝人間学〟の計り知れぬ深みを感じる。
20231102社説(切取)~
阪神甲子園球場。ここで第1回関西文化祭が行われたのは1963年11月3日。あすで60周年となる。(略)
66年に同球場で行われた〝雨の文化祭〟や、71年に北海道で行われた〝雪の文化祭〟等では、厳しい気象条件をも味方に変えた感動のドラマが。
文化祭は、学会理解と信頼を広げる舞台ともなった。
先述の〝雨の文化祭〟は、中国の周恩来総理の側近らも映像で視聴。学会を「中日友好への大切な団体」と認識するきっかけとなった。67年の東京文化祭に参加した現パナソニックの創業者である松下幸之助氏は〝学会の真価を見た〟と評価した。(略)
「創価の青年のたくましさを吹き込んでこそ、世界の青年層を力強く蘇らせることができる」(戸田先生)―恩師の大確信を、池田先生は幾度も強調してきた。
20231102今日の発心~
浄土といい穢土というも、土に二つの隔てなし、ただ我らが心の善悪によると見えたり。衆生というも仏というも、またかくのごとし。(一生成仏抄、新317・全384)
20231102本部幹部会での池田先生のメッセージ(切取)~
2013年の時点で、175万人であった海外のメンバーが、今や、じつに五大州・300万人に及ぶ広がりとなったのであります。
思い返せば「300万」とは、恩師・戸田城聖先生が生涯の願業であった「75万世帯」の達成に続いて、「大作、あと7年で、300万世帯までやれるか?」と託された、日本の広宣流布の大いなる指標でありました。
私は「ますます勇気がわきます。先生のご構想は、必ず実現してまいります」とお約束し、弟子一同の団結で7年を経ず、5年にして成就したのです。
今、「世界乃友」の300万になんなんとする人間革命の宝塔の林立を、(略)御本仏・日蓮大聖人と、牧口先生、戸田先生に、私たちは胸を張ってご報告したいのであります。(略)
大聖人は、750年前、佐渡流罪の大難の真っただ中で「如説修行抄」に仰せになられました。
「万民一同に南無妙法蓮華経と唱え奉らば、吹く風枝をならさず、雨壌を砕かず、代は羲・農の世となりて、今生には不祥の災難を払い、長生の術を得、人法共に不老不死の理顕れん時を、各々御覧ぜよ」
妙法こそ、究極の「生命尊厳」「万物共生」の音声であり、「国土安穏」「世界平和」への根源の推進力であります。(略)
一念三千の哲理を掲げ、元初の旭日の大生命力を発揮して、「大悪おこれば大善きたる」と人類の宿命転換に挑み抜く大連帯こそ、「世界青年学会」なのであります。(略)
宿縁深き不二の若人たちが、必ずや、平和凱歌の希望の鐘を未来へ打ち鳴らしてくれることを、私は祈り、信じてやみません。(略)
「仏種は縁より起こる」と仰せのように、創立100周年へのこれからの7年、いよいよ聡明に仏縁を結び、いよいよ壮大に地球民族の仏の生命を呼び覚ましてまいりたい。(略)
結びに、「命限り有り、惜しむべからず。ついに願うべきは仏国なり」――この御聖訓を「ついに願うべきは広宣流布なり、世界平和なり」と共々に拝し、深く強く心肝に染めて、私のメッセージとします。