今日の聖教(20231028)

20231028わが友に贈る

20231028寸鉄(選)~
大変な時に一番明るく照れしてくれる仏法―恩師。悩める時こそ成長の節と
「一人立つ精神」が学会魂。〝自分発〟で広布へ進めば全て人生向上の宝に

20231028名字の言(略)~
 人が書いた文字から深層心理を読み解くという筆跡心理学。ヨーロッパでは100年以上の歴史が。
 日蓮大聖人の御書の大半を占めるのは、門下への手紙。供養に対する返事では、書き出しの部分で、供物の内容と数が詳細に書かれている。直筆では、例えば「千日尼御返事」の冒頭に、「鵝目一貫五百文・のり・わかめ・ほしい、しなじなの物、給び候い了わんぬ」とある。その最初の「鵝目一貫」の4文字は、他の文字の数倍のサイズで縦一行分を占めている。
 紙は貴重品だった時代の中で、大聖人は門下の真心を大切にされた。供物への感謝を大きく、力強く書かれた筆致から、門下への大慈大悲を感ずる。
 言葉のやり取りが便利な現代ゆえに、手紙であれ、メールであれ、一字一句に真心を込め、〝心ある言葉〟を。

20231028「私が入会を決めた時」発言ボックス2023

20231028きょうの発心~
 生涯、本より思い切り了わんぬ。今に翻反ること無く、その上また遺恨無し。諸の悪人はまた善知識なり。(富木殿御返事、新1292・全962)

20231028声(略)~
 父は、昭和20年8月、満州で終戦を迎え、捕虜となりシベリアに抑留。極寒の中で重労働をしいられ、仲間が事故や飢餓で亡くなっていった。晩年、「ああ、もう一度あのシベリアに行ってみたいなあ」と、しみじみ語ったことがあった。 
 それは、「一般の庶民は皆、優しく、親切にしてくれた。悪いのは戦争と権力者だ。だから、親切にしてくれた人たちに、もう一度会いたいんだよ」と。
 父は口癖のように、「財産は何もない。残してやれるのは教育だけだ」と言い、男子の兄弟4人を大学まで行かせてくれた。

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