世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTERが発表された
2/9のニンテンドーダイレクトで事件は起きた。
ニンダイ「地図を書いてダンジョン攻略!」
おれ「あーなんか聞いたことのある……世界樹!?」
リアルに息を呑んだしでかい声出たし世界樹の紹介が終わった瞬間にニンダイ放り出して公式サイトに直行した。
正直来るとは全く思ってなかったので公式サイト見てもまだ信じられなくて、隅から隅まで読んでドッキリとかじゃないこと確認して今日が4/1じゃないことも確認して一度顔洗いに行って、それでもまだ世界樹リマスターの公式サイトは存在してて思わずガッツポーズを取った。
君を待っていた。2018年7月の「SQ、胎動。」から4年半、公式から一切音沙汰がなくて15周年のお祝いツイートもなくて、もうプロジェクトが完全に死んでるんじゃないかと思いつつも待っていた。待ち望みすぎてニンテンドーダイレクトの度に「世界樹ダイレクト楽しみですね」とか適当言っていた。まさか世界樹ダイレクトが現実になるとは。正直書いてる今でも受け止めきれてなくて「"幻想(ユメ)"じゃねえよな…!?」ってなってる。
その後は公式サイトとPVを食い入るように見た。
まず気になったのは新立ち絵。全体的にでっか……となった他、メスガキちゃんを筆頭に今っぽさのある立ち絵が連なっていて令和を感じた。あと新モンクのように従来の立ち絵になかった枠(モンクであれば青年枠)を埋めに来てる雰囲気も感じた。
どの立ち絵も魅力的だけど界隈では新プリンセスもといメスガキちゃん、でっか……な新ダークハンター(胎動ちゃん)、目つきの悪い新ガンナー、生意気そうな新メディック、ゴリラあたりが特に盛り上がっていたと思う。筆爆速勢による二次創作はメスガキちゃんと新ガンナーくんちゃんが多かった気がする。
次に気になったのが地図。DSと違って2画面じゃないしSwitchのTVモードやSteamはタッチ操作すらできないけどどうするんだと思っていたらフルオートマッピング搭載&コントローラー操作搭載でしっかり対応していた。
折角HDになるならモニター使って大画面でやりたいと思ってたのとSwitchの左コントローラーの反応が悪くなっていたのでプロコンの操作で描けるのは嬉しい。これ制作の方々は本当に時間かけて色々試行錯誤したんだろうなと思う。本当にありがとうございます。
あと大切なのはキャラメイクの自由度アップ。今回のリマスターでは各作品の中で職業にとらわれず立ち絵を選択できるとのこと。さらっと書いてるけどめっちゃ重要。立ち絵ででかい剣持ってるムキムキのおっさんをひ弱なアルケミストにしたり非力そうな幼女をゴリゴリの前衛にしたり、とにかく何でもできてキャラメイクに無限に時間が吸われそう。
界隈では「ゴリラファイブできる!?」とか「パラディンなので味方を守護するゴリラ、シュゴリラ」とか「可愛い男の子や女の子をペットにできる……ってコト!?」とか盛り上がっていた。ちなみに公式から「人物立ち絵はペットには設定できない」と後ほど訂正された。まあ人間をペットにするのだいぶアウト寄りだし、海外展開するにあたり人間をペットにするのが奴隷制とか人種差別を想起させて問題なりかねないとか、色々事情があるんでしょう。仕方ないね。
その他にも嬉しい要素が多数。
難易度選択が追加。これなら初心者の人でも遊びやすそう。ちなみに最高難易度のEXPERTは「数々の樹海を踏破し死を恐れぬ者」向けの難易度でオリジナル版と同じ難易度らしい。つまりオリジナル版履修者は「数々の樹海を踏破し死を恐れぬ者」だった……?
大航海クエストオンラインプレイもめっちゃ楽しみ。ファーマーファイブしたり介錯持ちショーグン連れてったりして阿鼻叫喚の大航海クエストでワイワイ言いながら遊びたいところ。
セーブスロットが追加。縛りプレイで周回するために泣く泣くもう一本買ったりセーブデータをリセットしたりする必要はもうないんだ。
一通り見た後はTwitterでメスガキちゃん可愛いとかひたすら騒いだり、夢かもしれないと思って一度昼寝したり、起きた後はリマスターのお祝いに刺身とビールとケーキ買いに行ったりして、豪華な夕食(当社比)を食べた後にケーキと紅茶を用意して19時からの生放送に備えて待機。
冷静に考えたら朝7時のニンダイで発表された当日の19時から生放送ってスピード感おかしくない? 4年半情報に飢えていたところにいきなり山盛りの情報叩きつけられても消化しきれないのよ。それはそれとして咽び泣きながら美味しくいただきます。世界樹公式本当にありがとう。
生放送では川原さんとデスネキが登場。4年半前の生放送を思い出してすごく懐かしくなった。ファユム(村瀬さん)はプリキュアになってて不在。まあ村瀬さんはスケジュールパンパンでしょう。
世界樹トークが止まらずスタッフに幾度となく「巻いてください」と指示されるもやっぱり世界樹トークが止まらないお二人の姿に変わらないものを感じつつ、開発チームや村瀬さんからコメントが寄せられていたり、さらっと新曲が披露されたり、世界樹の盛り上がりを感じられた最高の時間だった。コメントがファユム名義でどこにも「村瀬歩」の名前がないのはかなり面白かった。
開発チームからは「今回のリマスターで出た意見を新作に活かす」とコメントがあったのも良かった。新作にはまだまだ時間がかかりそうとのことで、やはりDS基準で作られたシステムをSwitchやSteam基準で再構築するのは技術的に色々と難しいのだと思う。完全新作や既存作品の3DS組リマスターについてはゆっくり待っていきたい。
そうこうしているうちに生放送が終わり「本当に2時間弱も経ったってマ?」と時の流れの速さにビビった。スタンド攻撃を受けている人間の気持ちってこんな感じなのかもしれない。
振り返ればこの日はずっとそんな日だった。朝から晩まで世界樹のことばかり考えてるうちにあっという間に夜になっていた。夢のような1日だった。こんなに時間の流れが速いなら朝起きたら6/1になっているに違いないと考えて眠りについて、翌朝目が覚めたら普通に2/10だった。スタンド攻撃を受けているに違いない。
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