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おっさん海外一人旅 コロンビア🇨🇴 その4

サンサルバドル空港にて

エクアドルのサンサルバドル空港に到着したは良いものの英語が本当に通じない。頼る人もいない。当然日本人なんか居る訳も無く、なんならアジア人も全然いない。空港と言う人ごみの中ですっかり孤独。
さてさてこんな「マジか。(汗)」と言う状況になると少しドキドキしながらもちょっとワクワクしてくる。

そう言えば20年以上前の事だけど、23歳で初めてカナダに来た時もこんな感覚におちいったのを思い出す。
英語力はほぼゼロで旅の英会話の本を片手にカナダに到着。
ろくにバスや地下鉄の乗り方も分からなかったので雨の中をひたすらホテルまで歩いた。
夕飯の為に入ったマクドナルドでもメニューを指でさして注文し、なんとかビックマックにあり着いた。また、重いトランクを引きづって地下鉄の駅を何駅分か歩いた為、やっと辿り着いたホテルでは夜寝ている時、足がつってもがいていたのも今では全て良い思い出だ。

話をエルサルバドルの空港に戻すと、昔マクドナルドで指をさして注文したように、空港のフリーWi-Fiへの接続方法をその辺にいたお兄ちゃんに「インターネット、Wi-Fi、フリー」と言った単語を繋ぎ合わせて、指さしで教えてもらいやっとネットと言う素晴らしいものに接続する事が出来た。
ネットさえあれば僕は最強である。全く話せないスペイン語も全然へちゃら。

あちこちボロボロ、独特な甘い香りのするサンサルバドル空港
空港に飾ってあったエルサルバドル大統領と奥様。イケメン&美女


取り敢えず家族にエルサルバドルまでは無事生きて到着した事を連絡。(笑)
奥さんの「へ〜、あ、そう。」と言う気の無い返事に元気をもらい(?)今から約6時間、次のフライトを待つ。
エルサルバドルに到着したのが午後8時。次のフライトは午前2時。
なんで南米へのフライトってどれもこんな時間なんだろう?僕がLCCばかり選ぶからなのか?
まあ、仕方が無いので空港をひたすらクルクル回る。
フラッと入ったゲームショップのお兄ちゃん(このお兄ちゃんは英語ペラペラでした。)と日本のゲームについて熱く語り合ったり、何も買う気も無いのに免税店を冷やかしたり、目に入るスペイン語を辞書で調べ倒したり、なんとか寝落ちする事も無く無事6時間を過ごし、午前2時予定通りコロンビア行きの飛行機へと乗り込んだ。

飛行機はかなり空席が目立ち、扉が閉まるや否や他の乗客は「50メートル走のスタートの合図」が鳴った様な勢いで空いてる席を各自横並び3席を占領。自分至上これまで見た事が無いくらいやる気の無い「安全説明のアナウンス」が終わって、消灯されると皆3席をフルに使って横になり就寝。
僕も皆を見習ってエコノミーフルフラットでおやすみなさい。
起きる頃にはコロンビアのボゴタのはずだ。

ガラガラの機内

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