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仕事がサクサク進む 教師のiPad 仕事術

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上記本をAmazon(Kindle)で購入し、読みましたので、感想を記載します。

<本の名前及び著者>

・タイトル:仕事がサクサク進む教師のiPad仕事術

・著者:魚住 惇

<本の概要>

・iPadを用いた、仕事の効率化について書いた本。著者は、教職に就かれており学校では、紙を印刷して配布・保管することが日常化していた。

・一方で、印刷された紙の整理整頓がなかなか難しくそこを著者は苦手としていた。そこで、iPadを用いた整理の方法を紹介している。

・iPadを用いることで、紙で印刷した場合に必要だった保管スペースの問題や、整理整頓の問題を解決している。

<所感>

・自らの教師としての体験をベースとしつつ、社会人や学生にも応用可能と思われる部分が多々あるため、自らの仕事に生かせる部分は生かしていきたいと思う。

・著者も本の中で触れていたが、特にiPadや電子書籍の登場以降、そもそも情報伝達の手段やメモの手段が「紙」である必然性がなくなってきている事項は少なからずあると思っている。例えば、iPad登場以前は、私はとにかく何かを覚える時やメモするときは紙に書くことが当然と思っていた。しかし、昨年iPad Pro 12.9 inchi を購入し、PaperLikeフィルムを画面に貼りつけ、apple pencilを使用して驚いたが、本当に紙と変わらないレベルでメモを取れた感動を今でも忘れない。それからはできるだけメモはiPad Proに残すようにしている。敢えて表現するならば、「無限に書くことのできるノート」を手に入れたと言ってもいいと思う。さらに、付け加えるならば、資料や写真に対して、メモが追加できる。これを利用し、打ち合わせ内容を写真に取るか画面キャプチャーをし、その上で打ち合わせ時に話された内容に集中し、その画像に対してメモが取れる。つまり、黒板に移された文字をただ映すのでなく、内容を理解するために話を聞くことに集中できる。(私は社会人であるが、学生の頃に出会っていたら勉強が捗っただろうなと妄想してしまう。今の学生が羨ましい。)

・完全に話が逸れたが、学校現場で紙が必要だった理由は(著者の職場では)下記であったようだ。

電子データだと、わざわざパソコンを操作して、そのファイルを開かないと見てもらえないでしょ。紙に印刷して机の上に配付すれば、例えすぐごみ箱行きになったとしても、手に取った瞬間に内容が目に入る可能性がある。そのために、毎日全員分印刷して配るようにしているんだよ

・既に電子化が進んでいる企業や学校からすると「嘘だろ!」と思うかもしれないが、恐らくまだそれなりの職場で上記のような理由で「紙を印刷し続けている」ことがあるように思う。お客様からの要望など、どうしても仕方がない場合は印刷も必要かもしれないが、心構えを変えれば(毎日パソコンを開くルールとする・職場内での資料閲覧の場所等のルールを作る)なんとでもなるものも相当数あると思うので、自らの職場も顧みて改善していきたい。

<書籍内で紹介されているiPadアプリケーション>

・Evernote

「Evernote(エバーノート)」とは、クラウド上にテキストやPDFファイルなどを保存できるオンラインノートアプリです。クラウド上にファイルを保存するクラウドストレージサービスはたくさんありますが、Evernoteはノートを保存することに特化したサービス

ドキュメントをスキャンし、Evernoteに保存、リマインダー機能を用いて、必要な日に資料が見えるようにする。

(iPad標準のカレンダーアプリに資料をドラッグ・ドロップすることでリマインドも可能)

・リマインダー

iPadにもiPhoneにも、「リマインダー」というアプリが最初からインストールされています。リマインドとは、「思い出させる」という意味の単語です。その単語に「er」が付いた単語が「リマインダー(Reminder)」です。やらなければならないことを、やらなければならないタイミングで知らせてくれるアプリ

設定しておけば通知してくれる。また、icloudで同期されるため、一旦設定しておけば複数のIOSデバイスで通知されるようになる。

・Good Note

iPadには、以前から手書きのノートを再現するアプリが数多くリリースされていました。主に読み込んだPDFに注釈を入れたり、白いページにスタイラスペンで書き込めるようなものです。僕はこのようなアプリをまとめてノートアプリと呼んでいます。  数多くあるノートアプリの中で一押しなのが、「GoodNotes」です。アプリの中にノートを何冊も作成できて、そこにApple Pencilを使って手書きでメモをとることができます。PDFを読み込めば、注釈を入れることもできます。

筆者は授業に使う資料を全て、Good Noteに入れているとのこと。

なお、このアプリは私も使っていますが、非常に使いやすいです。会議のメモ・必要資料(PDF)をGoodNoteで開き、そこにメモ書きを加えるなど用途は様々あります。資格試験の勉強でも、メモが書けるので役立ちます。(下記のイメージ)

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・OmmiOutliner

思考整理のためのアプリケーション(下記はイメージ)

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・アルゴリズム図鑑

 IT業界で必要とされる最低限のアルゴリズムを、わかりやすい図で説明してくれるアプリです。ソートやリスト探索、公開鍵暗号方式など、「情報の科学」や「情報Ⅰ」で教えることになっているアルゴリズムの説明も見ることができます。アプリ自体は無料でダウンロードできますが、すべてのアルゴリズムの説明を見るためにはアプリ内課金(2020年3月現在は370円)が必要です。

私もインストールしてみました。情報技術者試験の勉強に良いかもです。

・Pythonista 3

Pytonというプログラム言語を使いながらプログラミングが学べるアプリ。パソコンメインで使う人には不要だがIpadでもプログラミングを学びたい人にとってはいいかもしれません。

・ピョンキー

ScratchというブロックプログラミングアプリのiOS移植版

・デジタル回線シミュレータ

論理回路について学べるアプリ。単純に楽しそう。情報技術者試験勉強するならインストールしておいてよさそうです。

・Calc2-10-16

2・10・16進数に相互変換することができるアプリ。

・MyScript Calculator2

手書きでかいた数式を自動で解いてくれるアプリ。(これは割と便利です。)

・aBingo

席替えに使えるようです。(社会人には不要か?)

・プレゼンタイマー

時間をくぎりたい時の、タイムキーパーとして使えるかもしれません。

・Fantastical 3

カレンダーアプリ。見た目がオシャレでサクサク動くらしい。

・GoodTask3

タスク管理アプリ。

・OneDrive/Dropbox/Google Drive/iCloud Drive

クラウドストレージサービス。

<最後に>

・これら全部のアプリを利用する必要もないとは思うので、自分の環境に応じて必要なものをインストールし、少しでも効率化や理解を深めるために役に立てばいいなと思います。

・所感でも述べましたが、こういったiPadのようなデバイスをうまく応用することで紙である必要性がなくなるものが世の中には溢れており、それを無くして効率化するためには、こういったアプリケーションやデバイスなどの相互理解が欠かせないため、自分だけでなく周りにもなるべくシェアをして理解を深めていきたいなと思いました。

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