
【第57回】インタラクティブ映画で上映時間の何倍も楽しめる 『アンブレイカブル・キミー・シュミット:キミーVS教祖』 Netflix
【海外ドラマファンのためのマガジン第57回】
インタラクティブ・ムービーって知ってますか?
お、また横文字かぁ😡
と思ったあなたのために説明すると、インタラクティブとは双方向の
という意味です。
インタラクティブ映画というのは、一方的に映画を流していくのではなくて、映画の途中に現れる選択肢を視聴者が選ぶことにより、ストーリーが変わっていくという、視聴者参加型映画のことです。
なんのこっちゃ?
と思ったら、まずやってみてください。
Netflixで見ることができます。
『アンブレイカブル・キミー・シュミット キミーVS教祖』の他にも、『ブレラック・ミラーバンダースナッチ』というミステリー風の作品もあります。
どちらも体験したのですが、選択肢が2から5くらいあるので、全部の選択肢を網羅してやろうとすると6時間くらいはかかります。
その間、もう夢中ですよ。
ゲーム感覚で映画を見る、
というのは一昔まえならSFの世界のはなしですね。
『アンブレイカブル・キミー・シュミット』は、大好きなドラマなので、通常なら1時間20分で終わってしまう映画が、6時間も楽しめたのでお得な気分になりました。
教祖と呼ばれている男(ジョン・ハム)の地下室に
15年間軟禁されていたという経験があるにも関わらず、
超ポジティヴな女子キミー(エリー・ケンパー)が主人公。
キミーが、「他にも地下室があるのかもしれない!」と気づいて、親友のタイタス(タイタス・バージェス)と一緒に探しに行くという物語です。
キミーの持っている紫いろのリックサックがしゃべるんですけど、気にせずに流してください(笑)キミーは、純粋な心を持っているので、リックとしゃべれるのです。
キミーは、英国の王子(王位継承権第12位)と婚約中です。王子役は、ダニエル・ラドクリフ。
親友のタイタスは、実際にもブロードウェイにも出演している俳優で、歌もうまい。コメディアンとしてもめちゃくちゃ面白くて、個人的にファンになってしまいました。
2021年公開予定のアレサ・フランクリンの伝記映画に出演しているみたいです。助演級かどうか不明ですが、タイタスがもし来日したら、会いに行きたいなぁ。
第72回エミー賞TV映画部門ノミネート作
IMDb7.3
2ノミネート 『アンブレイカブル・キミー・シュミット:キミーVS教祖』 Netflix
ノミネート部門
作品賞
助演男優賞 タイタス・バージェス
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