【速報】第78回ゴールデン・グローヴ賞海ドラマガジン【第87回】
今年もゴールデン・グローヴ賞の生中継が日本では見られません。昨年はツイッターで結果を即時ツイートしていたのですが、今年はnoteで速報をお届けします。映画とドラマ両方の結果を発表順にアップしていきます。
【海外ドラマファンのためのマガジン第87回】
第78回ゴールデン・グローヴ賞はコロナ過の開催のため司会のティナ・フェイは、ニューヨークのレインボールームから、エイミー・ポーラは、ロサンゼルスのビバリーヒルトンホテルから中継に参加しています。
↓こんなバーチャルギャグも忘れてません。
【映画部門】助演男優賞 ダニエル・カルーヤ
『Judas and the Black Messiah(原題)』アメリカでも公開されたばかり。日本公開日未定。
ダニエルの受賞スピーチの際にさっそく音声トラブルが……
【テレビ部門】助演男優賞 ジョン・ボイエガ
受賞した瞬間の他のノミニーの対応が大人すぎる♡
【テレビ部門】助演女優賞 キャサリン・オハラ
キャサリンのスピーチの際も音声が干渉してしまっているようです。ZOOMあるあるですかね。
【映画部門】アニメ作品賞 『ソウルフル・ワールド』
Disney+のソウルフル・ワールドが受賞です。今回のアニメ部門は気になる作品が多かった。
【ノミネート作品】
『The Croods: A New Age(原題)』日本公開日未定
『2分の1の魔法』現在Amazon Prime Videoでレンタル可能。
『フェイフェイと月の冒険』Netflixで配信中。
『ソウルフル・ワールド』Disneyプラスで配信中。
『ウルフウォーカー』 2020年10月30日日本公開。
【テレビ部門】リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門 主演男優賞 マーク・ラファロ
2020年エミー賞と2冠を達成しました。ちなみにマークの熱演に心が震えた『アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』は、わたしの2020年度年間ベストドラマNO.1の作品です。
【映画部門】脚本賞 アーロン・ソーキン
【テレビ部門】キャロル・バーネット賞 ノーマン・リア
テレビ界の名誉賞は、60年にわたりコメディ界で活躍してきたノーマン・リアに贈られました。
【ドラマ部門】主演女優賞 エマ・コリン『ザ・クラウン』
ダイアナ妃役のエマ・コリン。世界的に愛されてる故人の役なだけにプレッシャーもあったと思います。初ノミネート初受賞となりました。
ノミネート
オリヴィア・コールマン『ザ・クラウン』
ジョディ・カマー『キリング・イヴ/Killing Eve』
ローラ・リニー『オザークへようこそ』
サラ・ポールソン『ラチェッド』
【映画部門】主題歌賞 Is Si(Seen)『これからの人生』
【映画部門】作曲賞 『ソウルフル・ワールド』
【テレビ部門】ミュージカル/コメディ部門主演男優賞
ジェイソン・サダイキス『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
AppleTVのコメディドラマで、アメフトコーチがイギリスのプレミアリーグでサッカーの監督になるストーリーです。
シットコムの中では、上品なお笑いだと思うんですが。
【テレビ部門】ミュージカル/コメディ部門 作品賞
『シッツ・クリーク』ファイナルシーズン
POP TV (Not A Real Company Productions / Canadian Broadcast Company / Pop TV)
エミー賞ではコメディ部門を制覇した『シッツ・クリーク』が受賞しました。
【映画部門】コメディ/ミュージカル部門 主演女優賞
ロザムンド・パイク『I Care A Lot(原題)』
ロザムンドは、マーラという高齢者の成年後見人をしている女性を演じているようです。『I Care A Lot(面倒見ますよ)』と言いつつ、サギを働いているという内容です。日本未公開なので早く見たいですね。
【テレビ部門】ドラマ部門 主演男優賞
ジョシュ・オコナー『ザ・クラウン』
エマ・コリンが主演女優賞を獲得していましたし、『ザ・クラウン』が強いですね。作品賞もあるかもしれません。
ノミネート
ジェイソン・ベイトマン『オザークへようこそ』
ジョシュ・オコナー『ザ・クラウン』
ボブ・オデンカーク『ベター・コール・ソウル』
アル・パチーノ『ナチ・ハンターズ』
マシュー・リス『ペリー・メイスン』
【映画部門】外国語映画賞『ミナリ』(アメリカ)
(アメリカ)となっているのに外国語映画賞というのはどうなんでしょうね?まだ日本で公開されていないので何とも言えませんが、韓国系アメリカ人家族の物語で、どのくらいの韓国語率なのかが気になります。
【テレビ部門】ドラマ部門作品賞『ザ・クラウン』
『ザ・クラウン』シーズン4 Netflix (Left Bank Pictures / Sony Pictures Television)
個人的には『マンダロリアン』か『オザークへようこそ』も良かった。
でもまぁ納得です。『ザ・クラウン』は、シーズン4も最高に面白かった
ノミネート
『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』 HBO(HBO / Afemme / Monkeypaw / Bad Robot / Warner Bros. Television)
『マンダロリアン』シーズン2 Disney+ (Lucasfilm Ltd.)
『オザークへようこそ』シーズン3 Netflix (MRC Television)
『ラチェッド』Netflix (Fox21 Television Studios)
【映画部門】セシルB.デミル賞 ジェーン・フォンダ
映画部門の名誉賞は女優生活60年越えのジェーン・フォンダが受賞。80代とは信じられない美しさです。
【映画部門】助演女優賞 ジョディ・フォスター
『モーリタニアン』はアメリカでも公開されたばかりで、日本公開日は未定です。グアンタナモ湾収容キャンプで起訴も裁判もされずに苦しむサラヒ(タハール・ラヒム)を弁護する女性をジョディが演じているようです。
ジョディが、パートナーの女性写真家アレクサンドラ・ヘディソンと自宅で受賞した瞬間を過ごす姿が素敵でした♡
自宅でくつろぐ姿が見れるのは、リモート授賞式ならではの良さですね。
【テレビ部門】助演女優賞 ジリアン・アンダーソン『ザ・クラウン』
『ザ・クラウン』ドラマ部門作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞と4部門を獲得しています。ジリアン・アンダーソンは、サッチャー首相役でした。外見もしゃべり方もそっくりでしたよ。
【テレビ部門】リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門主演女優賞
アニャ・テイラー=ジョイ『クイーンズ・ギャンビット』
映画部門の『エマ』でも主演女優賞にノミネートされていたアニャ。
2020年度ブレイク女優ですね。今後もスケジュールがいっぱいで2023年まで出演作が目白押し状態です。
ノミネート
ケイト・ブランシェット『ミセス・アメリカ ~時代に挑んだ女たち~』
デイジー・エドガー=ジョーンズ『ふつうの人々』
シラ・ハース『アンオーソドックス』
ニコール・キッドマン『フレイザー家の秘密』
【テレビ部門】リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門 作品賞
『クイーンズ・ギャンビット』Netflix
『ふつうの人々』も『フレイザー家の秘密』も良かったですが、世界的にヒットした『クイーンズ・ギャンビット』が受賞しました。主演女優賞と2冠達成です。
【映画部門】ドラマ主演男優賞
チャドウィック・ボーズマン『マ・レイニーのブラックボトム』
2020年8月に亡くなったチャドウィック・ボーズマンが受賞しました。チャドの奥様の感動的なスピーチは後々アップしてきます。
【映画部門】監督賞 クロエ・ジャオ『ノマドランド』
今回3名の女性監督がノミネートされていましたが、クロエが受賞者となりました。もしかして初?ちょとあとで事実確認します。
【映画部門】コメディ/ミュージカル部門 作品賞
『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
ほんとに受賞しちゃいました!
GG賞にノミネートされたので、チェックしようと思ってアマプラで見たんですが、間違えて第1作目の方を見てしまいました。
際どすぎるなぁと思って、今回受賞した2作目はいいやと思っていたのですが、やはり見なくてはいけませんね。
【映画部門】コメディ/ミュージカル部門主演男優賞
サシャ・バロン・コーエン『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
サシャは、映画部門の『シカゴ7裁判』でも助演男優賞にノミネートされているし、2020年は、大躍進の年でした。
【映画部門】ドラマ主演女優賞アンドラ・デイ
『The United States vs. Billie Holiday(原題)』
歌手のビリー・ホリディが麻薬取締局におとり捜査される物語。アンドラは、歌手でもあるので歌唱にも注目しています。
【映画部門】作品賞『ノマドランド』
日本では2021年3月26日公開です。『ノマドランド』は、監督賞と作品賞の2冠達成です。はやく劇場で見たいですね。
【あとがき】
ゴールデン・グローヴ賞は、映画部門とテレビ部門に分かれていて、各部門でされに細分化されているので非常にややこしいです。
今回は、日本でTV中継が見られないのでGG賞のホームページと、Twitterを見ながらアップし行きました。
やはり、レッドカーペットがないのと、受賞者のスピーチが聞けないというのが一番寂しいです。スピーチは後々twitterやyoutubeでアップされると思うので、チェックして感動的な部分をお伝えできればと思っております。
テレビ部門は『ザ・クラウン』が強かったですね。
映画部門は、昨年のコロナの影響で公開本数が少ないので、エントリー期間を延ばしたりしてノミネート作の本数を確保するのが大変だったようです。
アカデミー賞の前哨戦とも言われているGG賞ですが、作品賞の『ノマドランド』は順当な結果と言っていいのではないでしょうか。
アカデミー賞では、たぶん9作が選ばれると思うので、どういうラインナップになるのかも気になります。
チャドウィック・ボーズマンが『マ・レイニーのブラックボトム』で主演男優賞を受賞しましたが、アカデミー賞も獲得してもらいたいです。
映画boardさんと海外ドラマboardさんの記事も同時にアップしていたので疲れました~。
でも、過去3年くらい授賞式の速報をやってきているので、少しは慣れてきたのかな。ただ、手伝ってくださる方がいるとうれしいなぁ。
youtubeでしゃべるとかそういうほうがいいのかもしれないですね。今後は、速報のやり方についても考えていこうと思います。
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