【第73回】発表!2020年ベスト海外ドラマTOP30
【海外ドラマファンのためのマガジン第73回】
2020年もあと2日。本年度のマイ・ベスト海外ドラマを発表します。
今年鑑賞したのは約110本です。(1シーズン1タイトルとしてカウント&配信で見た日本のドラマも含む)。
2021年度海外ドラマ個人的ベスト10
1位『ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』
2位『マンダロリアン』シーズン2
3位『ザ・クラウン』シーズン4
4位『リトル・ファイアー彼女たちの秘密』
5位『シェイムレス』シーズン9
6位『THIS IS US 』シーズン3
7位『ベター・コール・ソウル』シーズン5
8位『サクセッション』シーズン2
9位『オザークへようこそ』シーズン3
10位『ウエストワールド』シーズン3
ベスト10については詳しくはこちらの記事をご覧ください。
noteではベスト10に入れられなかった印象深いドラマについて語っていきたいと思います!
順位はあくまでも記事化するときに分かりやすくするために仕方なく順番をつけているだけなので、ベスト10に入っていなくても語りたい作品はたくさんあります。
見直した過去作の中から
今年はコロナ過で、自宅で配信ドラマを鑑賞する時間が増えたという方も多いと思います。私もそうでして、新作だけではなく、過去作を見返したり、見逃し作を鑑賞したりもしました。
過去作でやはり面白いなぁと懐かしく感じたのは『The.OC.』(2003-2007)です。全4シーズンをHuluでイッキミしてしまいました。
「カリフォルニァ~♪」という主題歌も耳に残ります。
それでは、今年の11位~20位について語っていきます!
11位『ウォッチメン』
『ウォッチメン』を今年のベスト10にいれないのは海外ドラマライターとして怒られてしまいそうです💦
衝撃を受けたし、レジーナ・キングは本当にカッコイイのですが、10本に絞るなら『ウエストワールド』を残したかった。
12位『クイーンズ・ギャビット』
チェスの才能がある孤児の少女がプロのチェスプレイヤーとして成長していくサクセスストーリーで、かなり面白かったです。
Netflixで10月23日から配信され、今年最も視聴されたリミテッド・シリーズとなりました。チェスボードや、チェスゲームの売り上げアップにもつながったのが嬉しいヒット作です。
チェスのルールを知らなくても、世界に入り込めます。
たしかに鑑賞後にチェスをやりたくなりました。イッキミしたので、私の夢の中にもチェスが出てきたのが印象的でした。
13位『キリング・イヴ』シーズン3
女性の暗殺者を女性捜査官が追うという女性メインのキャスティングが魅力的ですが、シーズン3ではさらに女性クリエイターならではの挑戦をドラマ界で実現しようとている雰囲気を感じました。
シーズン4を見るまでネタバレは防ぎたいですが、「そういう方向で来たか!」と新たなドラマの方向性を作ろうとしているので、刮目しています。
14位『ディキンソン』シーズン1
厳密に言えば、2019年のAppleTVの新作なのですが、AppleTVのスタートが11月で、私が視聴したのは2020年に入ってからなのでランキングさせてもらいました。
とにかく皆さんに見てもらいたいおすすめドラマです。
詩人の人生を描くのですが、ポップな音楽と若々しいキャスティングで、瑞々しく明るく表現しているのがとても斬新でした。
2021年にシーズン2が配信されるので、その時に単独で記事にしていきます。
15位『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』
Netflixの『ザ・ホーンティング』アンソロジーシリーズの第二弾。前作の『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス 』では、首なし女の存在にショックを受けました。
ホラーではあるのですが、ストーリーがしっかりしている好きなタイプのホラーで、「怖い」と思いながらも続きが気になって見てしまいます。
『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』では、ホラーの視点に新たなベクトルを加えています。ただ怖がらすだけではない、こういう視点を持つホラードラマを待っていました!
16位『アフターライフ』シーズン2
イギリスのドラマですが、コメディーの部分がツボにドはまりしました。
妻を亡くして皮肉屋になってしまった男の物語です。
17位『アウトランダー』シーズン5
大好きなシリーズがシーズン5に突入です。タイムトラベルものとしても面白いのですが、主人公のジェイミーとクレア夫妻が素敵で、夫婦の物語としても考えさせられる面が多いのです。
18位『ヤングシェルドン』シーズン2
大ヒットシットコム『ビッグ・バン★セオリー』の人気キャラクターシェルドン・クーパーの子ども時代の物語。
シーズン2では、本家『ビックバン』で登場したシェルドンの子ども時代のエピソードがいくつも描かれているのがファンにはうれしいポイントです。
最終話には、本家の登場人物の子ども時代が登場して感動的なので「え?これで終わりなの?」と思ったのですが、シーズン4まで更新ずみでした。(よかった!)
19位『マーベラス・ミセス・メイゼル』シーズン3
実はシーズン2がさほどハマらなかったので、シーズン3にはあまり期待していませんでした。しかし、面白さを盛り返しています。
主人公のミッジが、スタンドアップコメディアンとして少しずつ成功していく様子に引き込まれます。
今年のエミー賞では、『シッツ・クリーク』に全敗したのが意外なほどの良い出来だったと思うのですが……。
20位『ニューアムステルダム』シーズン1
コロナ過で病院の重要性というのが以前よりも身近に感じることができた2020年。病院も利益を出さなければならず、経営の面も重要です。
公立病院の経営を見直した上で、さらに患者のために尽くす医師を育てる病院を目指すメディカル・ディレクターのマックスの挑戦。
ニュー・アムステルダム病院では、患者と向き合い最善を尽くす医療を目指しています。そんな試みを応援したくなる医療ドラマです。このドラマを見て、「医師になりたい」と思う若者が増えるといいなと思いました。
私にとって海外ドラマというのは、笑いや衝撃で面白さを与えてくれる人生における大切な存在です。
ただ、それだけではなく、良いドラマは希望や目標も与えてくれます。
ことしもドラマからもらった創造性、アイデア、希望、目標、そして心を癒す暖かい思い。それらすべてに感謝して、一年を終えたいと思います。
ありがとうございました。
21位以下はこちら
21位『ホームカミング』シーズン2
22位『ペリーメイスン』
23位『グッド・ガールズ』シーズン3
24位『サード・デイ~祝祭の孤島~』
25位『ふつうの人々』
26位『ラヴ・クラフトカントリー』
27位『スイート・マグノリアズ』
28位『ロック&キー』
29位『コミンスキーメソッド』
30位『ザ・ラウデスト・ボイス』
2021年度鑑賞したすべての海外ドラマ
(配信サイトでみた日本のドラマを含む)
挫折したドラマ
『カウンター・パート暗躍する分身』シーズン2
『コードネーム:ウイスキー・キャバリエ ふたりは最強スパイ』