ヒーリングピアノコンサートを終えて
先日、9月14日(土)に松濤サロンで開催した
ヒーリングピアノコンサートでは、
1部2部ともに満員御礼で
多くの人に足を お運びいただき、
心から信頼できるスタッフの皆様に
支えていただきながら、無事に終える事が出来ました。
実際に、足をお運びくださった皆様、
本当にありがとうございました!
今日は、このような形でコンサートをおこなったきっかけや動機
ダイジェスト動画のご紹介。
また、実際にコンサートを終えて見えてきたことなど
お伝えしてみたいと思います。
50代の一歩として
30代後半に、レソナヒーリングの施術を受けるようになり
自分自身が深く癒され、レソナヒーリングとピアノ
この掛け算の可能性と向き合いながら活動をするようになりました。
2021年、48歳からは、実際にヒーリングの施術と
ピアノ演奏を組み合わせたオリジナルのプランで
女性限定のサロンを運営しています。(詳細は↓)
ピアニストとしての経験は大学の伴奏員、
ブライダルやクラブでの生演奏、ご縁ある音楽家さんの伴奏サポートやアンサンブルのお仕事。。。。
私が出来る事、奏者として役に立てる場は
どちらかというと、サポート役のような役回りが大半を占めており
経験を積み、私のピアノが求められる場~役割~のようなものが、
明確になっていく中で、ソロ活動からは
自然と遠ざかっていきました。
その一方で、お仕事ではクラシック以外の
ジャンルを奏でる機会もどんどん増えていきましたが、
ヒーリングと向き合うようになり、原点回帰のように
今一度、クラシックと向き合いたい、という欲求が強くなり
より一層クラシックの作品の素晴らしさにエネルギーに
魅了されるようになっていきました。
様々な作曲家の作品を引っ張りだしては1人で向き合う。。。
そのようにクラシックの作品と向き合う時間は、
私自身が栄養を補給するような、至福の時間でもありました。
昨年7月に50歳になりました。
10年後は60歳か。。。。
そこにはたと気付いた時に、これからの10年を
強く意識するようになりました。
『10年後、どんなヒーラーピアニストになっていたい???』
自問自答する中で、お届け出来る音の世界を深める為にも、奏でる一音一音を磨く為にも
出てきた答えの1つが
〜クラシックの作品をお届け出来るヒーラーピアニスト〜
になっている事でした。
それならば、、
今の自分が出来るコンサートを企画していこう!
人様にお届けして、交流して。。。
そのように磨く場を定期的に作っていくことを
10年計画の1つに決めて行動開始しました。
松濤サロンを選択してみた
おそらく、あれやこれやと考えたら、形にすること
なく消え去ってしまいそうだったので、
その時に、『ここでなら何か出来るかも。。。』
と感じた松濤サロンの空いている日を調べて
予約しました。
その日が、9月14日だったのです。
今年の3月半ばににエイッ!と予約しました!
あっという間に松濤サロンに決めたのには
いくつかの明確な理由がありました。
・エネルギー的にも交流しやすいキャパシティ
・利便性
・ピアノの質や管理の状態
・金額的なバランス
これらを全て満たしてくれる空間が、日本では歴史あるピアノのリース会社、タカギクラヴィアが所有している松濤サロンだったのです。
一時間休憩なし、2回公演なら、黒字企画にもしていけそうなので
シリーズ化も視野に入れて企画を練り始めました。
なぜ月光?なぜ悲愴?なぜベートーヴェン???
昨年の10月末に、新宿文化センター改装前に、「交響曲第九番」の演奏会を開催。聴きにいってきました。
指揮者は角田鋼亮氏。オーケストラは東京フィル、プロの
ソリスト、区民在住のアマチュア合唱団による構成。その合唱団に、私の
父と母も入っていたのです。
新宿文化センターは、新宿区民だった私には思い出のホール、様々な学校行事で足を運び、成人式も新宿文化センター。
正直、第九はそこまで好きではなかったのです。
伴奏員として勤務している大学では、大学1年生が毎年「第九」を
合唱するので、合唱稽古は毎年恒例で、合唱パートもほぼほぼ全パートの
音が脳内に入っていますが、合唱だけを抜き取っても、
技巧的に強引だな、、、と感じる部分も多いし、何かにつけ
第九を歌う、日本の商業ベースの風潮もあまり好きになれず、
実際に足を運び、プロオケで全楽章を聴くのも初めてでした。
その結果。。。。
全体のバランスが素晴らしく、楽章が進むごとに「第九」の世界に
のめり込んでいきました。
4楽章に入ると、不覚にも、涙が止まらずでした。
父と母がこの「第九」に参加してる
新宿文化センターの思い出
音楽で感動してるのか、なんなのか、もう訳がわからず。。。
様々な想いが巡りながらも、圧倒的な「第九」のエネルギーの
渦に揉まれたような、、、そんな時間でもありました。
そして、この経験で、私はベートーヴェンという作曲家の世界に
もっと触れたい。。。。
そう感じ、月光ソナタ、悲愴ソナタとも向き合うようになったのです。
~エネルギーがそこに向いた~
という表現の方がしっくりくるかもしれません。
初回で、いきなりこの2曲を柱に組み立てるのは、時期早々かな、、
とも思いましたが、何をやっても初回は時期早々だろうとも思ったので
この2曲を柱に企画を進めました。
内容などについては、コンサート前に記事にしています。
コンサートのダイジェスト動画
コンサート当日の様子につきましては、言葉よりも
こちらの動画が伝わりやすいかと思い
ダイジェスト動画をyoutubeにアップしました。
実際にコンサートを終えてみて見えてきたこと
ここまで書いてみて自分でも感じたのですが。。。
きっかけは割合安易なものでした。それでも
行動にうつすほどのエネルギーに触れ、
実際に行動を起こし
そこからまた新しく繋がっていき。。。。
そんな初企画のヒーリングピアノコンサートを形に出来、
至らない点も、不完全な部分もたくさんある中でしたが、
終えてみると、感謝しかない、、、という感じです。
実際に足をお運びくださったお客様からは、嬉しいお言葉も
沢山いただきました。
一方で、今後の改善に繋げていきたい貴重なご意見も
いただきました。
一番の要改善点は、、
~ヒーリングコンサートの割には、ヒーリングの要素が伝わってこなかった~
というご意見をいただいたことです。
これは、企画の段階から、コンサートのネーミングからも
お客様がどう感じるか。。。。
そのお客様目線の意識が弱かったな、、
と一つの反省点でもあります。
一方で、今回のようなクラシックベースの企画とは別企画で
ヒーリングの要素をお伝え出来ることを軸に
エネルギーを向けていこう、、と思っています。
~オリジナルや即興演奏をもっと聴きたい~
というご意見もいただきました。
アウトプットのアプローチとしても、
こちらの方が、ヒーリング要素をお伝えしていくのに相性の良さを感じています。
その準備段階のひとつとしてコンサート後に始めた習慣のひとつが
『寝起きの即興ピアノ』
を録音し、youtubeにアップするというもの。
なかなか楽しい♪ 寝起きだから大抵憶えてないし、、、笑
実験的に始めてみましたが、長続きさせたいので、
無理せずの最低週一ペース(基本2,3)で
続けてみようと思います。
一番最近のアップロードはこちら♪
秋らしい旋律の即興になったので、スズムシさんと共演です🎹
まだまだ言葉に落とせないことがほとんどなのですが。。。。
今感じていることは、経験したから見えてきた世界でもあります。
本当にありがとうございました!
これからも一歩一歩。この道を楽しんでいこうと思います♪