“生きてる間に、生まれ変わろう。”誕生日は1年分の褒め力の使い時。
映画から連想する料理cinemanma!(シネマンマ)のMinekoです。
今日は、誕生日にオススメの映画をご紹介します。
明日、6月2日はわたしの誕生日。誕生日って、365日の中で最も大切な日です。他のみんなには何でもない日だけど、誕生日の人にとっては特別な日。
特に、区切りになるような20、30、40、50歳とかって、振り返ることや未来への願望も一層深みが増します。
もともと、変化・変身願望の強い性格の人であれば、「生まれ変わるんだ!」と、意気込み、勝負を挑むような大事な日とも言えますよね。
だから少し焦り気味に、「人生をより良くしたいのだ!」と、声を振り絞り、砕ける覚悟で難題にも打ち当たろうとする。
そこに人間関係が絡むときには、自分だけでなく、「“あなたと一緒に”より良くしたいのよ」という気持ちが混じっているものです。
そのせいで、厳しいコーチのような一面が見えてきてしまう、少し厄介なことを引き起こしてしまうのも、誕生日にはありがち。
だから、せっかくの誕生日に、自分の機嫌を良くしてあげるために、生きた年数分「よくできました。」と、褒めて労ってあげたい。
甘えられるなら、ちゃんと甘えたほうがいいし、ちゃんと生きてきた自分を甘やかしてあげたほうがいい。
誕生日は、1年分の褒め力の使いどき。自分を愛せる人に待っているのは、愛のある次の1年だから。
◻︎誰かの旅立ちは、自分の人生の節目にもなる
あなたは誰かの旅立ちや節目のお祝いに何を贈りますか?あまり贈り物はしないという人もいるでしょうが、私は手紙や花、ケーキをよく贈ります。
相手に対する感謝やお祝いの意味合いはもちろんですが、その相手が親しければ親しいほど、自分にとっても節目のような気がする。何だか、「ありがとう」を上乗せして贈りたくなります。
例えば退職を決断した友人であれば、そのエネルギーを間近で見せてもらったことで、自分も何かを頑張れそうな気分になったり、一歩を踏み出すきっかけになる。
入ってみたかったけど、入りづらくて断念したお店に足を運ぼうと思えたり、気になる彼に声をかける勇気が出たり。きっと誰でもそういう影響は少なからず経験したことがあるはず。
チャレンジする人のエネルギーは周りの人にも良い影響を与えてくれますよね。
面白いもので、良いことも悪いことも結構周りに影響するものです。
だったら人に喜ばれる影響力のある人でいたいですね。
◻︎『生きてる間に、生まれ変わろう。』
大切な友人の門出をお祝いする時には、映画「LIFE!」を思い出します。
主人公は、雑誌「LIFE!」の写真管理部で働くウォルター。真面目だけど、地味で平凡な人生。気になる彼女にも声をかけられず、冴えない自分に毎日ため息ばかり。ただ空想癖だけは人並みはずれているんです。
そんな彼がフォトジャーナリストの粋な計らいによって、LIFE誌最後の表紙を飾るネガフィルムを探す冒険に出る。
今まで空想していたようなことが現実に起こります。というよりも、「何としても表紙のネガを探しだす!」と決めたことで、どんなことも乗り越えてしまえるほどの、心の強さを発揮したのです。ミュータントのように急に能力が芽生えたわけでもなく、潜在的にあった力です。
決めた瞬間の表情と走り出すウォルター・ミティは最高にかっこいい。いつもの作業着がまるで戦闘服のように見えるんです。
多くの哲学者や成功者と言われる人たちは、「想像(イメージする)ことは現実化する」と語っています。
もっとポジティブで簡単に言えば、「想像出来るってことは、実際にもできるんだ!」ということ。正にそれを物語っているような作品です。
もちろん、映画の世界と現実は違います。
でも、本気で決めていることは相応の努力ができるもの。
本当はどんな人生を歩みたいか、どんな人になりたいか?もしも理想の姿と今の自分が違うならばこの映画を見て欲しい。
共感ポイントが多い人ほど、人生をもっと良くする潜在能力があるかもしれません。
彼ほど劇的な旅に出れなくても、美術館や映画館、今まで素通りしていたお店の扉を開けることも冒険になり得ます。ぜひ、そんな冒険を楽しんでくださいね!
◻︎クレメンタインケーキ〜シトラスクリームアレンジ〜
映画の中でたびたび登場するのが、ウォルターの母お手製のクレメンタインケーキ。
クレメンタインという品種のオレンジを使った焼き菓子です。
仕上げにお砂糖でコーティングするのが定番。このケーキが絶品で、日本昔話でいう「桃太郎のきびだんご」のように旅の助けになってくれます。
そんなわけで、私は誰かの大切な選択を応援する時にはこのケーキを贈ることを習慣にしています。
爽やかなレモンと濃厚なマスカルポーネチーズでアレンジをして
「あなたのこれからの人生が、きっと素敵に輝きますように。応援している人はたくさんいますよ。」そんなメッセージを込めて…。
一度きりの人生どんな風に生きるのも自分の選択しだい。
本当はどうしたい?もっと欲張りに生きてもいいんじゃない?
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたの6月が素晴らしい日々になりますように。
2019.06.01
Live, Love, Laugh…and Be “HAPPY”
映画から連想する料理cinemanma!
Mineko Koyama
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