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ディアルガ構築を振り返って



ランクマ最終日とpjcsの1回目の予選お疲れ様でした!
今回初めてのpjcsにエントリーだったので分からないことが多かったですが良い経験になったなと!
最終レートは1639


最後2連敗で落としたのと構築の操作感馴染むまでに38戦使って1600乗せなのが厳しくしちゃったなと

何故ディアルガを使ったのか

レギュレーションGでどうやって勝っていくかを考えて一度は得意なコータス入り晴れトリルを選択
そこで白馬を使って結構順調に勝ってはいたのだが封印、トリル返しをバンバン返されて結構劣勢にされたりそもそもトリックルームの展開に待っていけない、持っていってもいなされることも多く中速トリルで幅広く動ける伝説の採用に決定しました!
その中でもディアルガは白馬やドラゴンタイプのフェアリーテラスに弱点をつけること、耐久力は禁伝の中でもかなり高く、行動保証を得やすい点にフォーカスを当てて採用しました
pjcsの45戦でディアルガが1ターン目で落とされて負けたのはゴーストテラスを切り損ねてウーラオスにインファイト当てられた時だけなのでかなり試合展開を安定させてくれました!

構築経緯

1番最初に使う禁止伝説にディアルガを採用し、その最高の相方にはウルガモスを採用していました。
採用理由はディアルガの苦手な格闘タイプの攻撃をいかりのこなで守れること、スイッチギミックの追い風を使えること、ディアルガの鋼、ドラゴン打点を両方半減にする鋼タイプに抜群をつけること、相性がとにかく良かった。
そして取り巻きにゴリランダー、トリルエースにコータス、雑に強いウーラオス、第二追い風要員と黒バドレックスに雰囲気強そうなトドロクツキとしていた。
この後、コータスが相手のテラスタルやドラゴンタイプに苦しいこと、先制技(特にねこだまし)が苦しかったこと、バークアウト適当に擦られるだけでディアルガが置物になってしまうこと、モロバレルと白馬に勝ち方を見つからなかった等を踏まえて改良していきました。
最終的に落ち着いたポケモンは後の個別紹介で説明します!

構築詳細

構築の強みと弱みを先に
強み
・安定した展開力でゲームプランを作りやすい
・対応力がかなり高め
・どのポケモンもそこそこの耐久力と結構な火力を出していけるので盤面に圧力を維持しやすい
・テラスタルが必須なポケモンがいないため、状況やゲームプランで誰がテラスタルを切っても良い
弱み
・全員それなりの火力はあるが一撃の破壊力はないので大体のポケモンを2発かけて落としていく必要があるため削りと火力の集中と処理速度にはかなり問題がある
・相手の構築の概要を大幅に読み違えたり、最初に想定したゲームプランを大幅に崩された場合に打開する展開手段が乏しい


相手の構築に対して強い展開に安定して運ぶこと
これをとにかく徹底して行えるメタ構築になります。
トリックルームが必要な白馬構築にはとにかく上から叩いて圧をかける、他の構築はトリックルームと追い風の通りの良い方、もしくは両方を使ってこちらが有利な盤面をひたすら作り続ける。
言うのは簡単やるのは難しいを実現させる構築なので慣れるまで安定しないところはありますが場持ちの良いポケモンを並べることで再現させていきました!

選出と立ち回り


白馬相手
ディアルガ、ペリッパー確定
残り2枠自由(多かったのはGサンダー、ゴリランダー)
相手によるが基本はトリックルームなしで押し込んでブリザードランスにワイドガードを合わせる
防塵ゴーグルを持っているため取り巻きに多いモロバレルにも明確な回答になれる
白馬を完全放置して取り巻きから倒して最後に有効打のない白馬を作って勝つパターンも結構あった

黒馬相手
ディアルガゴリランダー
残り2枠自由
追い風かトリックルームで相手の対策が薄く通りのいい方でテンポを取る
黒馬を大事にする人が多いのでまもる後は交代読みすると良き
参考までにメスイエッサン、ピッピがいる場合は追い風、いない場合はトリックルームの展開が多かった

ミライドン相手
ディアルガ、ゴリランダー、イエッサン、Gサンダー(状況によりテツノドクガ)

初手にディアルガゴリランダーで基本的にトリックルームで詰めていけば勝てる
リキキリンが先発に絡んで来た場合のみ初手は集中で落としてから展開
隣がエルフーンの場合はトリックルーム後に素引きエルフーン投げでアンコールを止めるが基本

カイオーガ相手
ディアルガ、ゴリランダー、Gサンダー 残り1枠自由
初手ディアルガゴリランダーめ相手に直接圧をかけてもいいしトリックルームを展開しても良い、タイプ的にカイオーガの圧力に屈しないのでかなり自由に展開できる。
トルネロスとゴリランダーが対面してゴリランダーの体力を大事にしたい時はテラスタルを切ることが多い。
Gサンダーは最後のスイープと追い風展開での詰め担当

グラードン相手
ディアルガ、ペリッパー 残り2枠はテツノドクガ以外で2匹
テラスタルは大幅なアドバンテージが取れる状況以外ではペリッパーに切ることが多い(雷パンチ、タケルライコの電気技対応用)
ワイドガードがあればディアルガはグラードンからダメージをほとんど受けないで一方的に圧をかけれるし取り巻きにも有効打を多く保持しているので倒せる相手から圧をかけ続ける

テラパゴス相手
ディアルガ、Gサンダー、残り2枠自由(ゴリランダー多め)
先発のディアルガと誰かでテラパゴスじゃない方を素早く倒し切ること。
残ったテラパゴスはGサンダーで詰めきる

コライドン相手
ディアルガ、ゴリランダー、ペリッパー、イエッサン
先発にディアルガゴリランダーでねこだましとトリックルームで展開、後はゴリランダーの蜻蛉返りからイエッサン着地のワイドフォースで大体イージーウィンが取れる
初手にハバタクカミが来た場合のみトリックルームは使わずハバタクカミを落としにいく(封印や挑発が怖いので)
倒した後でゴリランダーをペリッパーバック、ディアルガにゴーストテラスとトリックルームで自分の展開にしていく。

ザマゼンタ相手
ディアルガ、テツノドクガ、イエッサン、ペリッパー
テツノドクガが取り巻き相手に比較的弱点を疲れにくく火力を出せるのでゴーストテラスディアルガと合わせて火力を出していく、トリックルーム展開に持ち込んでイエッサンのサイコフィールドでふいうちを止めたりザマゼンタの行動をロックしたりと1番相手してて苦しい。
でもある程度うまく回せれば全然勝てる。

構築の有利不利

めちゃくちゃ有利
コライドン、カイオーガ

ちょっと有利
ミライドン、テラパゴス

五分五分
黒馬、白馬、グラードン

ちょっと不利
ザマゼンタ


個体解説


オリジンディアルガ


耐久調整 
特防 こだわりメガネ持ちミライドンのエレキフィールド下りゅうせいぐんを最高乱数以外耐え
防御 ようきウーラオスならインファイトを最高乱数切って耐え
ゴーストテラス時いじっぱり悪ウーラオスの暗黒強打を82.3%耐え
素早さは追い風後に黒バドレックス抜き
特攻はあまり
特性に関しては禁伝の専用技はppが少なく、プレッシャーがあると4回しか使えないという欠点があるため採用、実際両バドレックスはアストラルビット、ブリザードランスを凄い振りにくそうにしていたし、こだわりメガネ持ちの黒バドレックスはppを枯らせてわるあがきで倒してもいる。
ただテレパシーにしなかったせいでゴーストテラス時にヘドロウェーブでディアルガだけ毒を引いて負けた試合もあるので一長一短

禁伝枠
圧倒的な破壊力は他の禁止伝説と比べると見劣りするがpjcsでは45戦中44戦で先発し何も出来ずに初動で落とされたのはゴーストテラスウーラオスにねこだましを透かされてインファイト直撃させてしまった試合のみ(盤面が相手トルネロスとウーラオスだったので流石に反省)
火力も低いと言っても実数値204に1.2倍の補正を乗っけているので抜群なら大体は確定1発で仕留められる。

ゴリランダー


体力 グラスフィールドの回復量最大16n+1
攻撃 あまり
防御 端数
特防 252振り
素早さ この構築のディアルガ+1調整
    どちらが先に動くかをはっきりさせたかったので

苦労人枠
 初手困ったら大体ディアルガとセットで投げてねこだましかウッドハンマーでワンピックしてた気がする。
半減でも問答無用で取り切るパワーとこがらしあらしを確定3発で抑えたりと本当に活躍してくれた。
テラスタルは相性不利な禁伝相手ならゴリランダーに結構切ってもいいかも
グラスフィールドの回復がディアルガの場持ちを余計に加速させてた。
唯一の難点はイエッサンがワイドフォースで殴りたいターンだけは場に出せないのが少し立ち回りを窮屈にしていたかなと
ねこだましやウッドハンマーを打つ分には多少威力が変わったりするぐらいでそんなに困ったことはなかった。


Gサンダー


めちゃくちゃ雑なASぶっぱ
素早さはウーラオスを確実に抜けるのが破格の性能しているのでようき
テラスタイプはサイコフィールドの恩恵を受けたいシーンを考えて格闘にしている。
飛行テラスにするとH4振りだけまでのウーラオスがダブルウイングでちょうど確定1発 テラスタイプ好みな気はする

ディアルガという場持ちの良い伝説を使っている一方でバークアウトなどを使われると強みが失われてしまうことが多かったため、特性まけんきのサンダーを入れることで打ちにくい状況を作ろうとして採用
役割的にはスイーパーになることが多かったが同速回避が出来る点やディアルガとの相性補完、候補に迷っていた追い風要員として大きな活躍をしてくれた。ペリッパーのワイドガードを絡めると白馬からの打点がないことがほとんどで、白馬の隣のポケモンに比較的強くて1on1をさせ続けて勝った試合もある
本構築では数少ない物理アタッカーなのでかなり重宝し結果も出してくれた。

イエッサン


ASダメかも
くろいてっきゅうを持つことで白馬やテツノカイナよりも遅くすることが出来る

本当はパワーアップアイテムを持たせたかったが役割を真っ当するため我慢
対ミライドン構築に対してディアルガのトリックルームを打った次のターンにイエッサンを展開することで裏から出てくるテツノカイナに打点を持てる他、相手からはトリックルーム下ではテツノカイナが早いと思っていること、エルフーンのアンコールの妨害等崩しを行う上で大活躍した。
他にも先制技の妨害やマジカルシャインでのロック性能等トリックルームがない状況でも圧力をかけ続けてくれていた。
ただ、それでもパワー不足を感じることは多かった

テツノドクガ

Bは命の玉持ちパオジアンのふいうち耐え調整
ブーストエナジーはなんか多そうな調整より1高い173のSブースト(耐久調整のあまりで火力最大になるように素早さ上げてたら偶然なった)

出したら基本負ける
というと語弊はあるが行動保証あるからなぁって投げると大体痛い目見た
行動保証の観点で投げるならGサンダーの方が丸い
ただ明確に役割を持った選出ではしっかり活躍してくれた
特に対処の難しいザマゼンタ構築やルナアーラの相手をする際にはかなり活躍してくれた
使っててちょっと厳しかったのはメテオビームがとんでもない数飛んできてボロボロにされるのはしんどめだった。使う際はお気をつけを…
ドクガの採用に至った理由はウルガモスが無理矢理圧力をかけられる展開とオーガポンに弱かったので交代、スカーフイーユイを次に使うと技の打ち分けが聞かずにディアルガと弱点が完全に一緒であり、味方のディアルガの特防も下げてしまうのがアンチシナジーすぎたので交代、結果としてクォークチャージで素早さを上げ、技の打ち分けが可能でヘドロウェーブという範囲技での圧力もあるテツノドクガ採用となった。

ペリッパー


体力 252振り
特攻 あまり
素早さ 追い風後オーガポン抜き

この構築のラストピース
ペリッパーの前はてっぺきボディプレスのブリザポスを使っており、白馬構築にかなり強くしていたのだが対グラードン構築で全く安定せずボコボコにされていたため、白馬はワイドガードと飛行タイプで完封し、グラードンは雨とテラスとワイドガードで完封できるペリッパーを採用
それまではザマゼンタが可愛いぐらいグラードンの相手がきつかったがペリッパーを入れてからはグラードンどころかあらゆる構築相手に勝率を大きく伸ばした。
一致の雨ウェザーボールが洒落にならないダメージになること、白馬バレルが余裕なこと、ウーラオスへの睨み性能、追い風要員その2が構築に入ったこと全てが噛み合った性能をしていた。

まとめ

以上色々試しながら手探りで固めていったディアルガ構築ですがパワー負けはやはり多く、結果としては出せなかったものの、みんなが思ってる以上のポテンシャルは秘めていると思うのでもしよければディアルガ触って試してみて欲しいところです!
もし何か良い感じの構築とか出来たら教えてくれるとすごく嬉しいですね!
長々と書き連ねてみましたがご覧いただきありがとうございました!

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