【個の対応と全体の対応とを分ける】
チームとして問題行動 不適応行動に
どのように相対していくのか?
まずは大きく2つに分けて考える必要があります。
それは
クラスのしんどさが 個の範囲なのか?
それとも集団としての範囲になっているのか?
ということです。
一括りに
学級の荒れ
と言っても
その荒れがどのレベルで起こっているのか?
によって全く対応は違います。
端的に言うのであれば
中間層が崩れているのか?
いないのか?
ということです。
この
中間層が崩れる
このラインをどのように捉えるかは
人それぞれ違うかと思います。
が、僕個人の考え方としては、
3人ないし、4人以上の不適応行動だと考えています。
教師の指示にあからさまに反抗したり
あからさまに 集団をかき乱すような子供が
3人もしくは、4人以上いた場合
中間層が間違いなく落ちているという印象があります。
この4人に目が行きがちですが、
その背景で、
あからさまに 崩したりするのではないものの、
教師の指示された通りに
行っていない子供が多数存在する状態。
これが、中間層が落ちている状態です。
このような場合の対応と
1、2名による不適応が
あるものの
中間層が維持されている対応とでは
対応が
全く変わってくるのです。
2名 最大でも 3名までの荒れた行動であれば
愛着支援
キーパーソンによる個別対応を行うことで
一定の解決が可能です。
(もちろん簡単ではありませんが…)
ただ、3人、4人を超え
中間層が落ちている場合の対応については、
クラス全体への支援が必要になってきます。
では 中間層が落ちている場合の
クラス全体への支援はどのようなものが考えられるのでしょうか?
そのことを 次回また発信したいと思います。
米澤先生の学習会は、4月までありませんが、
愛着について学ぶサークルです。
宜しければ是非ご参加下さい。
【2月せんり例会②】
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