【自閉と愛着①】
今年度 23校の学校に
校内研修でお招きいただきました。
(後2校残っています。)
昨年から合わせると
30以上の学校に研修に行ったことになります。
その多くの学校で
本当に課題となっている。
それが、自閉的な傾向を持ち 愛着に課題を持っているお子さんの対応です。
自閉的な傾向。
そして愛着の課題からくる問題行動は、
足し算ではなく
掛け算で大きくなっていきます。
米澤先生(和歌山大 愛着障害の専門家)は
この自閉症と愛着障害
両方の課題を持っている子供たちのことを
第 3 タイプという表現をされます。
第 3 タイプの子供たち。
何がそんなに大変なのか?
それは、問題行動を叱責、もしくは、制止すると、逆効果、エスカレートするということです。
自閉による
認知の課題があると、
問題行動があった場合
自閉のお子さんは
その行動 そのものにこだわりがあります。
そのこだわりに対して正面から叱責したり制止をすると
ますます その行動に焦点化をしてしまい
絶対にやめられなくなるのです。
そして、それが
そして愛着から来る感情の問題から
嫌な気持ちに対する、対応ができず、感情が爆発してしまい パニックになってしまうのです。
米澤先生もこの 第 3 タイプのお子さんは
非常に手強い。
対応が極めて難しいと
様々な書籍 研修などでおっしゃっています。
僕も何度も、対応を経験をしましたが
本当にその通り。
難しい対応を迫られます。
今週はこの自閉と愛着障害
両方持っている 第 3 タイプのお子さんへの対応について 発信していきたいと思います。