【脱抑制型愛着障害の子どもたちへの対応】
昨日の愛着障害には4つのタイプがあるという話をしました
脱抑制型愛着障害の A タイプと C タイプの児童(生徒)
つまり人との関係が近すぎたり
上手に関係を持つことができない子どもたち
この子供達の対応が非常に難しく
僕は個人的に
これらの子供たちの対応を失敗することで
現在の教育現場では、多くの荒れを産み出しているように感じます
米澤先生の 愛情の器理論の対応というのは
非常に多岐に渡ります
しかし原則がしっかりと記されています
その上、かなり具体的でもあります
僕なりに、脱抑制型の愛着障害の子どもたちに対する
対応を三つに絞りました。
①キーパーソンを決める
②主導権をとりつつ、関係を築く
③感情のラベリング
この三つです
今回は①キーパーソンの設定ということのみに絞ってお伝えしようと思います
愛着に課題がある児童というのは
なかなか人とラポール信頼関係を形成することができません
これを複数の人と同時に行うというのは非常に難しいのです
従って特定の人物
誰か一人がキーパーさんになり
その子との関係を築くことができることが理想となります
とはいえ
学級担任の場合それは難しいと思うかもしれません
しかし学級経営がそこそこ良好に進んでいる場合
愛着に課題がある児童に対しても、
多くの児童と信頼関係を結びつつも、
課題のある児童と関係を結び
キーパーソンとなるというようなことは可能です
しかし それが、なかなか
できない場合
担任の先生とは別にキーパーソンを設定していく必要があるわけです
担任以外にキーパーソンを設定することは、ある意味難しさもあります
しかし、対応をすれば、することで、確実に状況は前進していきます
キーパーソンを決める
キーパーソンと2人でもあります活動する時間を決める(僕はキータイムと言っています)
このような具体的な決定事項を積み重ねていくことで、事態が少しずつ動いていきます。
まずは、特定の人物
キーパーソンを決める
愛着障害の、対応の第一歩です。
米澤先生をお招きしての学習会第二回
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