【脱抑制型愛着障害の子どもへの対応その3 】
三日間にわたって愛着障害の子どもへの対応について発信してきました
今日が 3つ目の対応です。
3つ目の対応は
感情のラベリングをするということです
愛着障害の子どもたちは
往々にして
感情の波が非常に激しくなっています
調子がいいなあというふうに思っていた時でも
たった一つ
何か嫌なことがあっただけで
一気にそれが吹き飛んでしまいます
つまり
良い関係と良い感情
そのようなものが
なかなかたまっていくことが難しいのです
そこで大切なのが
感情のラベリングです
今良い気持ちになっている
今楽しい
そのようなことを
子供達に認識させ
メタ認知させ
理解させていく
そのような言葉かけをするのが感情のラベリングです。
その際に、キーパーソンを意識した声かけをします
「先生と一緒に◯◯をしたら楽しい気持ちになったね。」
「先生が言った通りにやったら、こんな風に楽しい気持ちになるんだね。」
「先生がこういう風にやってその通りやってみると できるようになったね。嬉しかったね」
そのような声かけをしていきます
もちろん日常生活をしていると
うまくいかない事をというのは山のようにあります
しかしその際、大切なことは、
わずかなプラスを見つけて、価値付けることです
「先生がきたら、グッと一瞬でもいいから我慢できたねー」
「先生の顔を見たら、殴らないで我慢てむきたねー」
そんな風にして、価値付けていくようにします。
もちろん、簡単にはうまくいきません。
難しさもあるのですが、
そこで、教師が感情的に叱ってしまうのではなく、
視点をずらした、切り返しをするというのは、いわゆる肯定的フィードバックとも言われている、1つの対応は
方法です。
愛着障害の子どもたちは、
【感情に期待するのではなく、
感情に寄り添うのでもなく、
感情を教えていく】
そんな視点が必要なのだろうなーと思います
米澤先生をお招きしての学習会第二回
以下
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